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萬福寺1 通常拝観1 天王殿 大雄宝殿(宇治散策9)

写真は、本堂の大雄宝殿

正式名称は「黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)」で、日本三禅宗(臨済、曹洞、黄檗)の1つ黄檗宗の総本山です。

京阪の黄檗駅を降り、JRの踏切を渡った右手に“萬福寺”の案内があるので、その道を進むとすぐに萬福寺の総門の左手に到着です。
JRの黄檗駅を降りて左手の押しボタン信号を渡った正面に細い細い道があります。
これを進み、次の交差点を左折して直進すると、総門の右手に到着します。

総門を入り、その奥の大きな三門で拝観料500円を納めます。
中国明朝の伽藍様式なので、非常に中国風で、しかも境内はかなり大きいです。

参道がまっすぐに伸びます。
参道途中の右手に宝物館の文華殿があります。

正面の参道の突き当りに“天王殿”があります。
ここは寺の玄関で、京都七福神の1つに数えられ布袋尊がお祀りされています。
また四天王像、そして布袋尊像の裏には韋駄天像もあります。

この天王殿の中を抜けた奥に本堂の“大雄宝殿(だいおうほうでん)”があります。
中に入ってお参り出来ます。
中には本尊の釈迦如来像や、元来は三門楼上にあった十八羅漢像(中国では十六羅漢に賓頭盧尊者と慶友尊者を加えた十八羅漢もある)があります。

そして天王殿と大雄宝殿間の左右にも対象に伽藍が配されています。
向かって
右手前から、鐘楼、伽藍堂、斎堂、
左手前から、鼓楼、祖師堂、禅堂です。

だるままつり 煎茶席
毎月(2月と8月を除く)8日には境内で、ほていまつりが開催されます。
入山は無料で、境内で手作り市などが開かれます。
この日は有声軒で、煎茶席が設けられます。
場所は天王殿までの参道を右に進みます。
すると右手に文華殿、左手に竜宮門があります。
この竜宮門の奥に有声軒があります。
時間は11:00~15:00、参加費は500円です。

有声軒
玄関を入ってすぐ受付があります。
受付の右手から部屋に入ります。
なお受付の左手奥には売茶翁をお祀りした売茶堂があります。
通常扉は閉まっていますが、5月に全国煎茶道大会の際は開扉しています。

それを囲むように3畳の控えの間と鞘の間があります。
庭園は太湖石、芭蕉、梧桐竹を配した煎茶趣味のものです。
席はあまり堅苦しくなく、懐紙なども持っていなくても用意されています。
1席約30分です。

そしてこの広間のさらに奥に6畳の本席があります。
こちらは2020年9月の予約特別拝観「僧侶のご案内でめぐる 黄檗宗大本山 萬福寺で特別煎茶体験」で見学させて頂きました。
純煎茶風の茶席だそうです。
席を入ったところにある柱は取り外しが可能です。
その右手の窓は氷が割れたような氷裂組です。
そして6畳間の周り二方は回廊式の土間になっています。




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