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高台寺 岡林院

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写真は、方丈前庭。

岡林院(こうりんいん)は、高台寺の北側にある塔頭です。

アクセス
円山公園から南に進み、道なりに右クランクになります。
大雲院の前からねねの道になるので、これを進みます。
約50m先(月真院の手前)の左手に路地があるので、これに入ります。
この路地の突き当たり右手に、岡林院の表門があります。

江戸時代初期に久林元昌により創建され、その後三江紹益にが中興したそうです。
通常は非公開の塔頭ですが、来菔(らいふく)という会社の茶道体験でお邪魔しました。
主に海外の方の茶道体験で、料金は1~4名まで1組35,000円、以降1名追加ごとに+5,000円で最大8名です。
よって8名なら1人約6900円です。
また2021年11月に1500円で特別公開がありました。

表門から入ると玄関の間があるので、こちらに荷物を置きます。
玄関を入って右手から方丈前庭を進みます。
苔のきれいな庭園で、突き当たりに腰掛待合があります。
左手奥の手水鉢で清めて、左にある茶室 忘知席に躙口から入ります。
忘知席は又隠(ゆういん)の崩しで、四畳半。
下鴨の個人宅にあったのを移築したそうです。
躙口の正面に台目床、右手に貴人口、左手奥には道庫口があります。
こちらでお茶室の説明を聞きます。

水屋を経て、方丈の広間へ。
広間は8畳で1畳は床の間です。
8畳間に付属して台目幅四畳の間があります。
床の間には円窓があり、この奥が仏間です。
仏間には延命地蔵菩薩像がお祀りされており、天井には田村月樵筆の雲龍図が描かれています。

こちらの広間で干菓子とお薄を頂きます。
海外の方向けなので、お点前の最中の写真撮影も可能です。
その後、2人は実際にお点前体験も出来ます。
約1時間で終了で、この広間の隣が最初の玄関の間になるので、こちらから帰ります。

参道途中手前の右手の橋の先に杉亭があります。
2019年に整備され、使えるようになったそうです。
玄関を入ると右手に6畳の間があり、お茶会の時はここが待合でした。
右手に苔のきれいな庭園が見えており、庭園沿いの廊下の突き当りは手洗いです。
待合の左手が9畳の広間です。
3畳が縦に3つ連なる縦長の広間です。
こちらの左手の襖の奥が4畳半の小間です。
お茶会の本席はこちらの小間でしたが、露地庭園に降りて反時計回りに庭園を進んで躙口から入りました。


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