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2013 11/10の拝観報告3(慈眼寺)
写真は、門前
お約束の10:00頃になったので、出水通に戻りました。
やってきたのがここ”慈眼寺(じげんじ)”さんです。
ここもそもそもは前回の福勝寺さんの後に駒札をみて、「佐々成政がお祀りされている」所に反応した訳です。
佐々成政とは、僕が神社仏閣めぐりをする前からマニアだった戦国時代の武将です(笑)。
事前に電話で「佐々成政公をお参りしたい」と申し上げたらOkが出ました。
訪問すると奥様が出て来られて「さてどうしましょう」的な感じに。
拝観寺院じゃないんで、そんなもんでしょうね(笑)。
本堂に位牌がお祀りされています。
まずは佐々成政公と妻の慈光院さま。
さらにその娘の嶽星院の位牌も。
慈眼寺はこの嶽星院が、父の成政を弔うために建立しました。
嶽星院関係の情報では、嶽星院の甥が狩野探幽で、子孫があの大石内蔵助の妻の”りく”です。
そして嶽星院は鷹司信房に嫁ぎ、この間に産まれた娘が本理院で、その位牌もここにあります。
その本理院は徳川家光の正室です。
ただし夫婦仲は極めて悪かったようですが。
と、日本史に詳しいと非常に面白いお寺で。
逆にいうと上記の内容に反応できないと・・・。
境内の墓地には佐々成政公のお墓もあり、お参りさせて頂きました。
最後に志納を申し出たのですが、過去にないぐらい固辞されました。
由緒書きも頂いたので、こっそり賽銭箱に志納しておきました(笑)。
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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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せっかくアルプス越えしたのに。
戦国に詳しくない方には、なんのこっちゃ?という内容ですみません(笑)。
孫の本理院は、嫁いで→家光に夫婦を拒否
されていますね。
つくづく佐々家は徳川家と御縁がなかったようです。
京極堂様とは話しましたが、成政のイメージって一般的にどんな感じでしょうかね?
無骨者とか、武勇に秀でた、とかそんな感じでしょうか。
秀吉の下にはつけない、と苦闘する姿を想像すると、嫌いにはなれませんね。
あと、この寺に“黒百合”が咲いていれば完ぺきでした(高山植物で無理ですけどw)