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旧邸御室1 アクセス 主屋


写真は、大広間から観た庭園。

仁和寺の南側にある昭和初期の邸宅で、ヴィラヴァロリスという名でエステをされており、週末などには落語などのイベント会場として利用されています。

アクセス
嵐電の御室仁和寺駅で下車します。
北側の道の先を見ると正面突き当りに仁和寺の二王門が見えますが、これとは反対に進みます。
約70mでT字路に突き当たるので、ここを右折。
約150m先の右手に旧邸御室の表門があります。

詳細な歴史は不明ですが、昭和初期の数寄屋建築だそうです。
所有者は数代変遷していますが、以前に「マッサン」こと竹鶴政孝をスコットランドへ留学させた摂津酒造の社長 阿部喜兵衛(ドラマ内では西川きよし)の息子さんが所有されていた時期もあったそうです。

表門を入ると、左に向かって石畳が続きます。
右手前には蔵が、その前には枯山水庭園が垣間見えます。

石畳の奥に玄関があります。
玄関を入ると左手に4畳半、正面にも4畳半の間があり、こちらは炉が切ってありました。
左斜め前方に大広間があります。
大広間の手前に2階への階段が、正面4畳半の左に沿って廊下があり、廊下の突き当り右手には洋間、その奥には蔵があります。
この洋間の前に枯山水庭園がありますが、これが表門から垣間見えた庭園です。

大広間に戻ります。
大広間は2間続きで、間には富士山の欄間があります。
床の間や付書院もあります。

大広間奥の左手の廊下を進んだ突き当りにトイレがありますが、その途中には休憩処に使われている6畳の間がありました。

2階
2020年9/5から10/4まで主屋の2階が公開されました。
主屋の中央辺りにある階段から上がります。
8畳間が2つ並んでおり、欄間は屋久杉の1枚板だそうです。
窓からは庭園が見えますが、庭園奥の築山の上にあるお茶室が、ちょうど同じぐらいの高さに見えました。

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