奇跡への絆

図師ひろき

精鋭たち

2013年07月28日 23時18分55秒 | Weblog

 東児湯消防操法大会が開催されました。

 午前7時、朝日を浴びながらの選手宣誓です!

  

 各町大会を勝ち抜いた精鋭が、自らの技術を披露し、郡大会優勝の栄誉を目指し、しのぎを削る大会です。

 郡大会レベルになれば、力に大差はなく、どの部が優勝してもおかしく、それが故に少しのミスが勝敗を大きく左右します。

        

 その少しの違いを見抜く審査員の眼力もかなりのハイレベルです。

 そして審査員は、選手以上に走ります。

  

 選手は、1回だけ本番を走り抜けますが、審査委員はすべての操法を審査するためにずっと走り続けなければなりません。

 この大会は、どの部も優勝を目指しますが、私は勝つこと以上に、ここに至るまでの過程の方が大切だと思いますし、長期間練習を積んできた団員に心から労いを送りたいと思います。

 団員は自らの仕事が終わって家に帰り、晩飯をかきこみ、訓練に飛び出していきます。

 郡大会出場団は、少なくとも訓練期間は2か月にも及びます。

 その練習を続けるだけでも、並大抵の努力ではやり遂げることはできません。

 そしてたどり着いた郡大会です。

 そこで操法を披露するだけで、すべての部は勝者です。

 

 大会優勝部には、賞状と優勝旗、そして一人ひとりに記念メダルが授与されます。

 繰り返しになりますが、ここにたどり着いた団員には、すべてメダルが授与されて然るべきだと思います。

 これからもあなたの地域を守る、精鋭たちに温かいエールを送ってください!