奇跡への絆

図師ひろき

雑感545

2013年07月19日 23時16分13秒 | Weblog
 幼い頃から、美的センスはなかったですね…

 美術の授業も嫌いではなかったのですが、評価はいつも「3」でした。

 最近、目にした雑誌にデザイナーのエッセイがありました。

 “化粧品がまずそう!?”

 という表現にひかれ、読み進んでみると、デザインにも美味しそうな形とまずそうな形があることが紹介されていました。

 そのデザイナーが化粧品ブランドの立ち上げ時に、パッケージのデザインをされ、化粧水から乳液、ファンデーションからアイシャドーといったかなりの数を手がけられたそうです。

 それらの化粧品が棚に並べられたときに、ピシッと揃う“凜とした”コンセプトを持たれていたようですが、試作品を見たところで…

 “まずそう”

 という印象を持たれ、デザインを見直し、角にわずかな丸みを帯させたり、しっとりとしたラバー塗装を施すことにより、見た目に膨らみをもたされたそうです。

 そうすることによりユーザーから好評を得られ、売り上げをのばされたようです。

 ただコメントの中に

 “果物や野菜を選ぶときに、無意識に形や肌合い、傷み具合などからその味をある程度予測しています。”

 “凹んでいるものは、痛んでいると感じるので、まずそうな形だったのでは…”

 とありました。

 もちろん反論する訳ではありませんし、文脈から自らのデザインに関する内容であることは理解できました。

 それにしても、うちの畑でとれる茄子やとうもろこし、えんどう豆などは、かなり形は不格好で、ぱっと見は虫に喰われまくっていますが、美味いですよ!

 鹿や猿の被害にあいながらも、細々と育てられる夏野菜たちは、私にとって健康生活の原動力でもあります。

 特に茄子が絶品です! 

 焼なす、麻婆なす、豚肉となすの炒め物…ん~考えるだけでも唾液が~

 食欲がなくなってくる頃でもありますが、もりもり食べてこの猛暑を乗りきっていきましょう!