○○○が似合う女

「～がよく似合うね」って人から言われることは、
基本的にはたぶん悪いことじゃない気がするのだけど、たまーに、微妙。

こないだは、和服に冷えピタ。
名取仲間が何度もほめて（？！）くれた。

「最初だけアレ？って思ったけど、イヤもう、ぜーんぜん自然に見えるよ～♪」

とりあえず、ダサいものもカッコよくきまって見えるね、って意味に独断で解釈してみた。

で、本日は、だるま。

街中のおしゃれなビルでがんばれニッポン的なフェアをやっていて、
通りすがりについ、ちょっと立ち止まってお野菜が安いのね～とか見ていたら、
スーツにたすき姿のおじさまがすぅっとやってきて、「どうぞ、どうぞ、さぁこちらへ」と拉致され、
頭の上に？マーク満載で引っ張ってかれた先で、
きれいなお姉さんとナントカ君ていうゆるキャラから、はいどうぞ、って渡された、だるま。

こんなん。
↓





買い物した紙袋にガサッと入れてぶらんぶらん振り回して歩いたりしたらバチがあたりそうだったので、
両手で大事に抱いて、オペラの稽古場へ。

オペラにだるま。　そりゃ案の定というか予定通りというか、突っ込まれますわな。
訊かれるたびに、だるまさん抱いて、もらったいきさつを丁寧にリフレイン。
話をきいて仲間のひとりがぽつりと。

「でも、なんか似合ってるね、すっごく♪」

だるまが似合うってどゆことだ。
禅宗版の勝利の女神ってことかな、と今回も独断でよきに解釈しておこう。