先月下旬,カタクリ群落に撮影に。天気が晴れという日を待って出発。しかし,晴れとはいうものの,春霞なのか黄砂なのかわかりませんが,遠景がぼんやりとした天気で,すこしだけ残念。
何回かに分けてご紹介します。中身はカタクリながら,タイトルには一貫性がありませんのであしからず。
魚露目で見える範囲を円形に抑えました。これはドアスコープと同じです。手入れが行き届き,群生地は保護されているので見応え十分。
接写は逆光気味なのがいちばん。レンズの先が写り込まないので,大抵はこのようにして撮ります。
ハナバエのなかまがいました。昆虫で見かけたのはこの種がほとんどでした。
花弁の,優雅な反りが映えています。
すぐ傍の花も。
観察の通路が決められていて,通る人がひっきりなし。
離れたところにぽつんと咲いているカタクリ。それを主役にして,カタクリを撮影する人を写しました。
人の手で保護するのはたいへん。観察者にとっては感謝,感謝。かつてカタクリが人の保護によらず自生している雑木林に行った経験がありますが,こんなに群生していなくてもそれはそれは感動ものでした。ここはまた別の意味で,人と植物とのかかわりが感じられるよき群生地です。