むらの農道脇に,麦畑が広がっています。その農道を通って,子どもたちが通学しています。わたしは安全見守り隊のメンバーとして,週に何度か一緒にそこを歩いています。
昨日の朝,麦の穂にモンシロチョウがくっ付いていました。そこがねぐらだったのです。
麦の穂がねぐらによいのかどうか,それはわかりません。これまで見かけたのは,双子葉植物の葉の裏だったり,表面だったりといった例が多かった気がします,中には,10頭ほどのモンシロチョウが草一本の葉に,一頭ずつ行儀よく休んでいる例もありました。
この日は麦の叡(エイ)。縦方向に林立しています。それが束になったところに白い姿。よく目立ちます。
夜の雨で水滴が付着。もちろん,からだの表面は水の被害から守られるように手厚い防御策が施されています。
縦方向で撮りました。チョウは穂を抱きかかえるようにしてじっとしています。曲がりながら伸びる白い糸状のものはノギでしょうか。
それにしても長いノギ。
撮影している間,動きませんでした。まったく! からだが冷えていたのでしょう。