自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"で見たサクラ(続)

2023-04-05 | 

公園のヤマザクラ。駐車場にたった一本だけあります。ソメイヨシノほどには花がはち切れそうなぐらい付くわけでもなく,可憐な白い花がチリチリッと散らばって付いているのです。それがまた,奥ゆかしさとか上品さとかを感じさせてくれているようで,よいサクラだなあとうっとり。出過ぎないところが好きです。

おまけに,柔らかくってみずみずしい若葉が寄り添っています。なんと仲のよい!

 

一枝だけ手の届くところにあります。これは好都合なこと! 撮っていると,公園でけが人が出たようで,救急車が入って来ました。

 

入る車,出る車で,平日とはいえ結構賑わっていました。

 

「さあ帰ろうか。よく遊んだね」「たのしかったなあ」。自動車に帰って来た家族からは,そんな会話が聞こえて来そう。

 

サクラの記事アップはまだ続くかもしれません。

 


公園のモミジの花

2023-04-05 | 

春が来て,やさしい風が通り抜けて,公園は明るくなってきました。

モミジが花を付けています。モミジは葉と花が同時に出て来ます。

 

虫媒花なのでハナバチたちが盛んに来るところですが,木陰でもあり,気温が低めだったので虫はほとんど見かけませんでした。

 

振り返ると,メタセコイヤの並木が影を落としていました。みずみずしい若葉に,可憐な花。

 

自動車が見えて,施設と山が見えて,新緑に包まれた公園が光っています。

 

数日後。もう実ができ始めていました。実はより遠くに散らばっていけるようプロペラを備えています。

 

葉の緑はいのちの輝きを感じさせます。花の赤はささやかな主張を感じさせます。