自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ナメクジ,卵から孵化へ(6)

2023-04-03 | 生物

3月23日(木)。

数個の卵で,幼体の色が濃く現れ,さらに卵のサイズが大きくなって膨らんでいるように見えます。これは! 初めてその瞬間を見ることになるはずの孵化シーン,どうやらこの瞬間が迫っているようなのです。そのとき感じたのは,「これって,まさに予感というだろうか」というもの。

それで以降慎重に観察。見逃しだけはしたくありません。

注目するのは二つの卵。赤褐色をしています。

 

夕方になって,見たら,左の卵から幼体が誕生しようとしていました。びっくり! どきっ! 大急ぎで撮影開始です。惜しいことに,向こう側に出て行こうとしていました。やむなくこのまま撮影です。

 

上写真をトリミングしました。からだの色はとても薄っすらとしています。

 

無事誕生! 出終わったら,すぐ卵殻に窪みが! それだけ柔らかいということです。

 

卵のサイズについては前にマッチ棒と比較してご紹介しましたが,改めてものさしを置いて測りました。3mmほどです。この世界の出来事だということなのです。

 

まだ観察は続きます。