3月23日(木)。
数個の卵で,幼体の色が濃く現れ,さらに卵のサイズが大きくなって膨らんでいるように見えます。これは! 初めてその瞬間を見ることになるはずの孵化シーン,どうやらこの瞬間が迫っているようなのです。そのとき感じたのは,「これって,まさに予感というだろうか」というもの。
それで以降慎重に観察。見逃しだけはしたくありません。
注目するのは二つの卵。赤褐色をしています。
夕方になって,見たら,左の卵から幼体が誕生しようとしていました。びっくり! どきっ! 大急ぎで撮影開始です。惜しいことに,向こう側に出て行こうとしていました。やむなくこのまま撮影です。
上写真をトリミングしました。からだの色はとても薄っすらとしています。
無事誕生! 出終わったら,すぐ卵殻に窪みが! それだけ柔らかいということです。
卵のサイズについては前にマッチ棒と比較してご紹介しましたが,改めてものさしを置いて測りました。3mmほどです。この世界の出来事だということなのです。
まだ観察は続きます。