自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'22秋 虫の目レンズは友 ~ツマグロヒョウモン(オス)~

2022-11-05 | 昆虫

緑から黄へ。この色の変わり様が秋の色どり。この辺りでは紅葉は概ね黄葉です。

メタセコイヤの葉が色づき,セイタカアワダチソウが相変わらず勢力を維持しています。セイタカアワダチソウの蜜源はたくさんの昆虫を招きます。ツマグロヒョウモンもその一つ。オスが訪れていました。

 

できるだけ近づきました。

 

いかに感ずかれないように近づくか,撮影のポイントになります。チョウは,当たり前のことながら,終始身の安全を確認しながら生きているのですから。吸蜜中はもちろんんことです。チョウにとって,わたしが突然の訪問者・異端者になるのはいちばん困ること。そっと,そっと,あくまでそっと,そして速やかに。それが,わたしが体験から得たコツです。

 


"魚露目"で見たナツアカネ(続)

2022-11-05 | 昆虫

ナツアカネが畑を囲うネットの支柱先にとまっていました。ナツアカネはこうした棒の先で,獲物が飛び込んで来るのを待ち受けています。わたしはこういうのんびりとした風景が気に入っています。写真の右端の路上に人影が見えます。いろんなものがぎゅっと押し込まれたおもしろさがこの種の写真にはあります。

 

上の写真は午前中に撮ったもの。下写真は夕方です。日が山際に傾いてピカッと輝いています。その光を浴びて翅がかたちをくっきり見せています。

 

これはまた別のナツアカネです。思い切り近づきました。翅の向こうに青空が広がります。

 

トンボを撮るのはいいものです。いつも,いつだって。