びっくり仰天! だって,プランターに植えているカラスビシャクを見たら,葉が一枚もない! 前日に卵を発見してたった一日経過しただけなのに! もちろん卵が落ちている様子もなし。卵も食べられたのかもしれません。
みじめ!
なにの仕業かなあと思いつつ,地表を見ました。すると,緑の糞が二つ。これは紛れもなくセスジスズメの幼虫のものです。糞はあれど,落とし主の姿はあらず。
継続観察をしようと思っていた矢先,とんでもない災難に遭いました。食べている最中なら,肝心な葉を採取できていたのに。
惜しい気持ちを抱きながら,庭のあちこちに自生するカラスビシャクを見て行きました。すると,……。さっそくいくつかの葉の裏で卵が見つかったのです。タイミング,ばっちり! なんとうれしいこと!
中には,葉の表の例も。これはめずらしい産付例です。
この葉の裏には卵が二個ありました。
せっかくなので,葉をコップに挿して観察を続けようと思います。雨が降り続く中での確認だったので,卵の様子はまったくわかりませんでした。今回うまくいけば,孵化場面を真横から写したいと思っています。