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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

セスジスズメが産卵!(2)

2018-10-20 | 昆虫

びっくり仰天! だって,プランターに植えているカラスビシャクを見たら,葉が一枚もない! 前日に卵を発見してたった一日経過しただけなのに! もちろん卵が落ちている様子もなし。卵も食べられたのかもしれません。

 

みじめ!

 

なにの仕業かなあと思いつつ,地表を見ました。すると,緑の糞が二つ。これは紛れもなくセスジスズメの幼虫のものです。糞はあれど,落とし主の姿はあらず。

 

継続観察をしようと思っていた矢先,とんでもない災難に遭いました。食べている最中なら,肝心な葉を採取できていたのに。

惜しい気持ちを抱きながら,庭のあちこちに自生するカラスビシャクを見て行きました。すると,……。さっそくいくつかの葉の裏で卵が見つかったのです。タイミング,ばっちり! なんとうれしいこと! 

中には,葉の表の例も。これはめずらしい産付例です。

 

この葉の裏には卵が二個ありました。

 

せっかくなので,葉をコップに挿して観察を続けようと思います。雨が降り続く中での確認だったので,卵の様子はまったくわかりませんでした。今回うまくいけば,孵化場面を真横から写したいと思っています。

 

 


今秋最後,ベニシジミの卵

2018-10-20 | ベニシジミ

10月11日(木)。堤防で写真を撮っていると,ベニシジミが近くに飛来して,離れようとしません。産卵かなと思いながら見ていると,どうやら当たっている感じなのです。見ると,草の間に小さな葉を付けたスイバがあります。その葉にとまって,下側に回りました。葉の裏に産付するのは稀です。ほとんどが葉柄か茎です。

 

産付する姿を確認することはできませんでした。去った後見てみると,卵はありませんでした。しかし,同じ株にある葉柄から卵が見つかりました。

 

よく見ると,産み付けられたばかりというふうでもありません。中央付近に黒い影らしきものが見えます。これは間もなく生まれて来る幼虫の頭部なのです。これが今秋最後に見る卵になるでしょう。

 

10月12日(金)。夜撮った写真が下のものです。ふつうの例だと,孵化が間近です。

 

さて,いつになることやら。でも,その瞬間を記録したいですね。