アゲハの庭園にて。しとしとと降り続いた雨がひととき小休止。日がわずかに射したとき,キクの葉でオンブバッタを見かけました。メスが一匹でした。
そのままにしていると,わずかに歩いて移動しました。緑に囲まれてバッタはくらしています。環境にすっかり溶け込んでいるようです。
向こうを向いたときに,三枚目を撮りました。下の葉はどうやらレンズに触れているようです。
静かな庭です。オンブバッタはきっとハッピーな気持ちでいるでしょう。
アゲハの庭園にて。しとしとと降り続いた雨がひととき小休止。日がわずかに射したとき,キクの葉でオンブバッタを見かけました。メスが一匹でした。
そのままにしていると,わずかに歩いて移動しました。緑に囲まれてバッタはくらしています。環境にすっかり溶け込んでいるようです。
向こうを向いたときに,三枚目を撮りました。下の葉はどうやらレンズに触れているようです。
静かな庭です。オンブバッタはきっとハッピーな気持ちでいるでしょう。
10月2日(火)。八日目。2日を迎えたばかりの深夜です。寝ている間に孵化でもしたら,取り返しがつかないので,幾分寝て,幾分起きて,というふうにして孵化を待ちました。
午前3時。
底面は大きく窪んでいます。もし葉に付いていたら,上の部分に凹みができるでしょう。
朝を迎えました。夜はとうとう孵化しませんでした。卵内の幼虫は時に動きます。いつ孵化するのでしょうか。今日中というのは間違いないでしょう。
あとは,油断しないようにして注意深く観察を続けました。
午後2時。産付されてからちょうど24時間×7日が経過しました。ルーペでよく見ると,口元の動きが確かに大きいのです。カメラのファインダーをとおして,超接写モードで確認。卵から出るために,蓋を開ける作業が始まっています。口がしっかり開閉して,蓋を円状に切るようにすこしずつからだが動いていきます。切った隙間から,からだが覗いています。それはちょうど,昔使った缶詰の蓋開け用道具を想起させます。
いよいよ誕生の瞬間を迎えます。しっかり記録しなくちゃ。しかし,気掛かりなのが卵全体が固定されていないために,動くこと。ササの葉に付着していれば,容易に出られるのですが……。
前回記事にした幼虫を撮影して1時間30分。次の幼虫が誕生。
頭部を出した瞬間はいつも感動的です。
眼も口も機械感覚毛もみんなはっきり見えます。
あとはもう出るのみ,といった動きをします。
葉の表面に口先が着きます。身をうんと曲げます。
身を起こして,うんとこどっこいしょという感じ。
脚が着地! 無事に誕生したのです。
流れはいつも同じ。頭部にピントを合わせることだけを考えて撮影します。