自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツバメシジミ,孵化激写!(8)

2018-06-25 | ツバメシジミ

純白の卵に黒い点が見えると,それは頭部。観察者にとっては孵化の始まりのサインのようなものです。それで急いでカメラ位置を決めます。

花の奥に産み付けられた卵なので,撮影には苦労が伴います。 

 

出て来る瞬間を見守る一瞬は観察者にだけ与えられた貴重な時間。観察者冥利に尽きる,といいますか。

 

いのちが躍動する瞬間です。いくら小さくてもいのちはスゴイ!

 

からだをぐうっと曲げ気味にして,殻から出ようとします。休むことなく,一気に出ます。

 

わたしだけがこんな場面をリアルタイムで見てよいのだろうかと感じつつ,ぜいたくな(?)時間を過ごしています。 

 


ヤマトシジミ,採卵から孵化まで(4)

2018-06-25 | ヤマトシジミ

6月22日(金)。朝。孵化間近な卵では,頭部がこんなに黒く見えます。

 

 

いつ穴を開け始めるかわかりません。

 

昼。葉では孵化し終えた幼虫が。

 

卵を確かめていくうちに,間もなく蓋を開け終える幼虫が見つかりました。撮影第一号です。

 

この幼虫の行動はいくぶんおもしろかったので,次回に取り上げます。