自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ウラナミジャノメの孵化を観察したい!(10)

2018-06-07 | ウラナミジャノメ

6月4日(月)。夜。朝撮影してから12時間経ちました。かなり変化してきています。特定の卵を追ってはいないので,以下の写真は大ざっぱな変化とみてください。

二つの黒い点は複眼の始まりなのかもしれません。

 

 

複眼ができています。

 

 

黒点は複眼でしょう。 中心のやや右上に線条のものが見られます。

 

これもそうでしょう。へこむのはからだが形成されてゆく印。 

 

あと12時間経てば,頭部が薄っすら見えかけるでしょう。 

 

これは双子です。成長の進み具合がそっくり!

 

こんなに観察対象が揃っていれば,孵化を見届けられるにちがいない,と思っているのですが……。 

 


突然のヤマトゴキブリ

2018-06-07 | 昆虫

庭で草引き作業をしているときのこと。突然ヤマトゴキブリの幼虫が出現。ゴキブリにしたら,たぶん休んでいる途中びっくりさせられたのですから,ずいぶん迷惑な話にちがいありません。

動き回って,ここは大丈夫とばかりに小石の間に身を埋めました。といっても,頭隠して尻隠さずの半端な隠れ方です。そっと小石を除いて撮りました。わずかに見える後脚の棘が印象的です。

 

よく出合う昆虫でもなし,この際からだをしっかり撮っておこうと思いつきました。ゴキブリはあくまでゴキブリ。ヒトにとっては害虫です。どんな病原微生物を持っているかわかりませんから,素手で扱うことは避けなくてはなりません。そのときはゴム手袋を着けていたので,その手で保持しながら撮りました。

下から見上げた頭部付近です。複眼のかたちに注目したいですね。大きなあごは食欲ぶりを物語っています。

 

前方からのすがたです。脚の棘が特徴的です。指でつかんでいる間も,すごい力で逃げようとしました。

 

アップして撮りました。これだけではゴキブリとは思えないかもしれません。触角が立派です。

 

斜めから見ると……。体表のツヤが輝いています。潜る生活に適応しているのでしょう。

 

脚の様相の見事さ! 素手では持ちたくありませんね。 

 

どんな暮らしぶりなのか,尋ねてみたくなりました。