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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山のある田舎暮らし

2010年02月15日 05時50分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 2月から3月にかけてごとに田んぼやため池の土手焼きが行われます。消防団がポンプを用意し、村の衆が刈払い機を軽トラックに積んで集り、ところどころ枯れ草を刈りながら火をつけていきます。
 ウッドデッキから見える左広池(さのひろいけ)の土手は、きのう火がつけられ、バリバリと音を立てて燃え上がりました。写真で迫力を伝えられなくて残念。すごい勢いで燃えるのですが、農道横の草むらは燃え残っています。全部刈ってからでないと火をつけてもきれいに燃えません。高い土手を全部刈るのは大変ですからこのまま春の草が生えることになります。
 きのうは裏山でシイタケの種を植え付けました。電池式インパクトドライバーはパワー不足で効率がわるいので、コードを引いて電動ドライバーで穴を開け、菌を植え付けていきます。10本の原木に400個の種を打ち込み、積み重ねてシートでカバーしました。梅雨までに原木置き場に立てかけます。
 孫たちはこの頃裏山を遊び場にしています。きのうも一晩泊まりでやってきて、長い竹の棒を三本くくって三脚のように立て、シートを敷いて「ここが玄関、ここがベッド」といいながら遊んでいました。竹の棒を振りまわし、竹が割れると「おじいちゃん、カタナつくって」と頼みに来て、またひとしきり遊びます。それを見ながら、なんでもない遊びだけど、街の公園ではなかなかできないことなんだ、とあらためて思いました。
 裏山があるというだけで作業も遊びもずいぶん豊かになります。それも地続きのなだらかな山がいい。放置された竹薮でなく里山だと申し分ありませんが……。
 竹を伐り倒し下生えを刈って里山復元を目ざす作業は、大変だけどおもしろい。畑や大工仕事にはない全身運動と野生感と壮快感と徒労感の入り混った不思議な情緒があります。大昔の人間のDNAが呼び覚まされるのでしょうか。
 いまでは裏山はぼくの田舎暮らしの必須アイテムになっています。また訪ねてください。お待ちしてます。
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