古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

踏み込み堆肥に『コーラン・ネオ』を入れました。

2011年06月05日 03時25分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 写真は2009年冬に撮った裏山です。まだ小さかった孫たちが散歩しています。奥を見ると坂にかかるところから先は暗い竹薮になっています。いまでは裏山に登る坂のはじまりですが、三年前はあそこから先は未知の世界でした。いまのように明るい裏山になろうとは。
 さてネットで堆肥づくり体験を読んだら、『コーラン』を入れると書いてあります。イスラム教でもないのになんでコーランなんだ。と思って調べてみたら発酵促進剤の名前でした。香蘭産業という会社が作っているから『コーラン』と名付けているだけです。聞いたことのない製品だしネット通販で入手するつもりでしたが、念のためホームセンター・ナンバに電話で問い合わせてみると「店にあります」。1キログラム700円ほどで醗酵促進脱臭剤として売ってあります。
 米ヌカ5に対してコーラン1の割合で混合したものを堆肥にふりかけたり混ぜたりして、醗酵を促進します。地中の有機物の醗酵をうながし、地温を上げ、糞尿の脱臭にも効果があるそうです。先日踏み込んだ堆肥箱をあけてみたらまだ発熱はしていませんが、なんとなく酸っぱいようなにおいです。米ヌカはもう入れてしまったのでコーランだけを水で溶き、踏み込んだ堆肥に穴をあけて流し込みました。これで温度が上がるでしょう。
 田植えがはじまりました。といってもトラクターで代かきして田植え機で植えるのですから、機械を動かす人と苗を補充する人がおれば三反の田んぼでも時間はかかりません。牛を追って田を梳き、泥だらけになって稲を植える体験をしてきた人はほんのわずかになりました。でも夜には蛙が鳴き、水を張った田んぼが日に日に緑になっていくのはいつまでも変わってほしくない日本の原風景です。
 畑に植えた六条大麦の粒が、爪でつぶしてもつぶれないほど固くなりました。収穫する時期のようです。刈って束にして稲木に架けて干すつもりでしたが、少量ですから穂先だけを切って段ボールに入れ、ウッドデッキで干すことにします。それからどうするかはまた考えます。穂先のヒゲはノコギリ状にざらざらしており、「肺に入ると大変ですよ」と村の人に教えてもらっているので、しっかりマスクをします。
 
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