古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

反省しました。

2021年04月11日 18時17分50秒 | 古希からの田舎暮らし
 野鳥の餌場(バード・フィーダー)にはシロハラ/アオジ/がよくやってきます。シロハラは渡り鳥で春には中国などに帰りますが、裏山のシロハラは居残りそうな雰囲気です。ほんとに帰るかな。
 朝起きてロール・カーテンをあけると3メートル先でシロハラが地面の粟粒を食べています。

 朝6時過ぎです。もっと早くから食べているのかも。そしてお昼には『野鳥の餌台』に30分以上も陣どります。粟粒の餌を食べる/水を飲む/じっとあたりの景色を見る/また餌を食べる/……を延々と繰り返し、動こうとしません。その写真です。

「どんな気持ちでそこにとまっているんだ?」ときいてみたくなります。
 地面の粟粒を食べにアオジがやってきても知らん顔です。ハトもやってきて地面の粟粒を食べます。しかしシロハラは餌台を動きません。
 アオジやシロハラが目の前でゆっくり見られる。うれしくて見てしまいます。でもハトには粟粒を食べてほしくない。野鳥というより「野良ハト」です。来ないでほしい。そこでハトだけが居るときはガラス窓を開けて「コラッ!」と声を掛けていました。ハトはちょっと頭をあげて、また食べはじめます。他の野鳥ならパッと飛んでいくのに。ずうずうしい。ガラス窓をドンと音を立ててしめると、「しょうがないな」という顔で近くの木に飛び移ります。
 小石を投げて追い払おうとしていました。しかし昨日ホームセンターで粟粒の餌を買おうとしたとき、急に反省の気持ちがわいてきました。
「ハトはほかの野鳥をいじめたり、追い払ったりしない。地面に撒いてある粟粒を食べたいだけ。体が大きいから多く食べるだろう。しかしハトに悪意はない。ぼくが悪意をもってるだけだ。粟を多く撒けばいいだけのことだ」
 買い物をしてレジを通ったらポイントがたまって500円の買い物券が出てきました。それで大袋の粟粒を買いました。
 これからはハトを追い払ったりしません。好きにはなれないけど、憎まない。
 これがぼくの反省です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする