古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「アライグマくん、我が家のイチゴは美味しかったでしょ」

2021年04月30日 14時25分50秒 | 古希からの田舎暮らし
 ずっと雨でした。二日間家にこもっていました。今日は晴れ。「さ、外仕事しよう」と裏山の池をさらえたりしました。道子さんは山頂の祠に花を供えて拝んできました。
 お昼まえ、道子さんが気落ちした顔で裏山にやってきました。
 どうしたの?/アライグマにイチゴやられた。ネットハウスの戸が開いてた/鍵かけてなかった?/ゆるかったか、もう一度入ろうと思ってあけてたか/全滅?/赤いイチゴも赤くなりかけのイチゴも全滅。まだ青いイチゴが放ってあった/ガッカリだね/ガッカリ! あと半月はイチゴが採れない/そうか。連休はダメだな。丹精込めたのにね/戸が開いてて、イチゴをやられたのを見たら、足が震えたわ/そうだろう。一年間ずっと世話してきたのに/先週の土曜日に大志母が採ってからそのままだったし、いっぱい採れると思ってたけど/アライグマに仕返ししたいな。檻を借りて捕まえようか/それはいい。アライグマは美味しかったでしょ。これから鍵をちゃんとする/ …… 。
 アライグマにイチゴをやられたのは2度目です。
 2017年5月中頃、下の畑のイチゴ・ネットハウスでやられました。このときは動物ネットで囲った丈夫なネットハウスでしたが、大きなアライグマがネットを破って侵入しました。3畝180株のイチゴが全滅。日曜日に萠ママが採ろうとして一粒もなし。市役所で檻を借りてアライグマを捕まえたけど、檻に鉄パイプを突っ込んでアライグマをいじめたけど、後の祭りでした。
「最盛期だから、日曜につづいて水曜日にも採れる」と芦屋の親友に「イチゴ狩り」の声を掛けてたのも急きょ中止しました。その後彼は6月に急死したので、この世で会うチャンスをのがしました。
 あーあ、道子さんは力がぬけるでしょうね。なぐさめようもありません。

 
コメント
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