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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

アライグマにやられないようにしてきたこと。

2010年06月27日 04時41分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 写真は2008年12月の我が家の畑です。橋に手すりをつけて落ちないようにし、畑にも構造物のようなものが見えますでしょ。橋のあたりにはクヌギの落葉が吹き寄せられて積もっています。
 2008年というと田舎に暮らすようになって二年目です。四月のおわりに、一反三畝の休耕田を借りる話になりました。まず着手したのが伸び放題だった土手と畑の草刈りです。26ccの刈払い機を買い(25,5センチの歯を付けられるように)、連日草刈りをするゴールデンウイークになりました。営農組合の大きなトラクターで土を耕してもらい、地主さんのトラクターで畝立てをしてもらい、また我が家では耕運機を買って畦のまわりに幅1メートルの遊歩道をつくりました。いまふり返ってみると大豆畑トラストを10年近くやってきて、『むーな村』で刈払い機や耕運機を使ってきたからできたことです。いまでこそ我が物顔で畑をしていますが二年二ヵ月前は400坪という広さに「おっかなびっくり」だったのかと思い返して不思議な気がします。
 さてぼくはその頃毎日散歩をして、村人を見るとあいさつし、よく立ち話をしました。その情報ではこの付近はアライグマがたびたび出没していました。桃坂の神社の天井には巣をつくって住みついているし、西中のおじいさんの畑では76個できたスイカを全部アライグマにやられたし、トウモロコシはほとんど人間の口に入らなかったし、イチゴは食い荒らされてしまったし、ぶどうをつくっているではアライグマに食い荒らされて台無しになるし……というものでした。
 我が家も畑をつくるとなるとアライグマにやられる。防御しなくては。そこて1,5メートル幅で50メートルの強い動物防護ネットを買いました。まず我が家ではトウモロコシとスイカをネットを使って守ろう。
 道子さんはまずトウモロコシをつくりました。ぼくはネットを張った木枠を6枚つくり、それをコの字に組み立てて両端に立て、間は長い竹を渡してネットを張るネットハウスをつくりました。写真中央のブルーシートがかけてある構造物が長さ7メートルのトウモロコシハウスです。トウモロコシを収穫した後は、ブルーシートで雨がかからないようにしてワラをしまったりする場所になってしまいました。そしてこの構造物は、いまではネットの木枠だけ残っています。
 木枠やネットで守るのは大変です。捕獲がいい。もう防護ネットを張るのはしんどい。というのが正直な気持ちです。
 アライグマくん! うんと犠牲を払ってきみの食べたことのないようなおいしいものを提供するからね。おたのしみに!








 
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