古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

絵を見るのは体力勝負でした。

2010年06月14日 03時38分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
『大塚国際美術館』というのは実物大の陶板美術館です。とてつもなく大きな絵もそのままの大きさで展示してあります。入れ物である建物も大きい。見て歩くのに疲れました。(人物を入れれば)写真を写してもいいのでいくらか撮りましたが、数が多くてそれにも疲れてしまいました。それが第一の感想です。
 入口を入るとシスティーナ礼拝堂が実物大で展示してあり、ミケランジェロの描いた15メートルの天井の絵に圧倒されます。大きすぎて一枚の写真に納まらないので、別の礼拝堂の写真(スクロベーニ礼拝堂)を載せます。こんな礼拝堂があるのをはじめて知りましたが、天井の青色と散りばめられた星が実にいい。祈りの場というより癒しの空間です。
 まじめに順路通りに見ていきましたが、実物大の素晴らしい絵なのでつい見入ってしまいます。大昔にこんな見事な絵を描いたのかと感心して古代から中世と見て歩くうちに疲れてしまいました。
 そこで「見たい絵だけ見よう」と方針転換し、館内の喫茶店でコーヒーを飲んでからは、途中をとばしてルネッサンスの『モナ・リザ』あたりから見て歩くことにしました。それでもどこかで見たような名画ばかりですからつい見入ってしまいます。
 館内のレストランで食事をした後は、ドラクロアワとミレーとピカソの『ゲルニカ』だけ見て帰ることにしました。美術館で絵を見るのは高齢者にとっては体力勝負ですね。
 早目に帰り、畑に出て水をやりました。骨休めに旅をしたはずなのに、畑に出て体を動かしているとホッとします。
 
コメント
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