今日は尚美3、4年生の実技試験。
学生の試験では、最近下火になっている(と思う)サンカンの「ラメントとロンド」を二人の学生が演奏していた。
とは言え、そのうち一人は私の生徒だった訳だが、この曲は音楽的にも技術的にもバランスの取れた難曲(変な言い方だが)だと思う。
この曲の作曲者ピエール・サンカンは1916年生まれ。
亡くなったという話も聞かないのでご存命だと思うが、ならば今年で91歳ということになる。
夜は貝沼君のリサイタルに伺い、本日三度目のラメントを聴いた。
リサイタルは、彼らしい意欲的で正統派且つ趣のあるプログラムで、特に棚田、野平、デニソフのような現代作品は圧巻。
どの曲もごまかし無く、ありのままを聴かせられる技術は素晴らしい。
客層を見ても、皆から愛され、期待されているプレイヤーだと思う。
話を戻し、この「ラメントとロンド」は私も尚美の2年生の頃に試験で演奏したことがある。
その時の試験は、本番中にリードが外れるハプニングがあったのだが、詳しいことはまた何かの折に。
その演奏の良し悪しはさておき、当時伴奏していただいたピアニストが昨年末に肺ガンで亡くなったということを人伝に聞いた。
最後にお会いしたのは一昨年の秋。
そのときは何も変わらずお元気にお仕事なさっていただけに、訃報を聞いたときには大変なショックだった。
そのときからこの曲を聴くと色々思い出してしまうのだ。
学生の試験では、最近下火になっている(と思う)サンカンの「ラメントとロンド」を二人の学生が演奏していた。
とは言え、そのうち一人は私の生徒だった訳だが、この曲は音楽的にも技術的にもバランスの取れた難曲(変な言い方だが)だと思う。
この曲の作曲者ピエール・サンカンは1916年生まれ。
亡くなったという話も聞かないのでご存命だと思うが、ならば今年で91歳ということになる。
夜は貝沼君のリサイタルに伺い、本日三度目のラメントを聴いた。
リサイタルは、彼らしい意欲的で正統派且つ趣のあるプログラムで、特に棚田、野平、デニソフのような現代作品は圧巻。
どの曲もごまかし無く、ありのままを聴かせられる技術は素晴らしい。
客層を見ても、皆から愛され、期待されているプレイヤーだと思う。
話を戻し、この「ラメントとロンド」は私も尚美の2年生の頃に試験で演奏したことがある。
その時の試験は、本番中にリードが外れるハプニングがあったのだが、詳しいことはまた何かの折に。
その演奏の良し悪しはさておき、当時伴奏していただいたピアニストが昨年末に肺ガンで亡くなったということを人伝に聞いた。
最後にお会いしたのは一昨年の秋。
そのときは何も変わらずお元気にお仕事なさっていただけに、訃報を聞いたときには大変なショックだった。
そのときからこの曲を聴くと色々思い出してしまうのだ。