hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

ギャップ5日目

2012-07-21 04:54:30 | sax関係
今日はウィーン音楽院教授ラーシュ・メルクシュ先生のレッスンを聴講。

メルクシュ先生のレッスンはサックスを吹いたり歌ったりピアノを弾いたりと、奏法、テクニック、音楽についてと、総合的に色々な視点からレッスンしていて、受講生も緊張が和らいで伸び伸びと演奏しているのが印象的だった。

受講生の演奏に対してのコメントや対応の仕方など、私も同感する部分が多数あり、私自身が思い描く理想のレッスンを展開されていた。

午後はアンサンブルの練習、その後はドゥラングル先生のマスタークラスがあり、3名受講。
一人目は若干15歳の受講生でデクリュックのソナタの第一、第二楽章を、二人目と三人目は交代でドビュッシーのラプソディーを受講。
作品の背景から切り込み、3名ともテクニックには問題なかったが、表現の起伏が少なく、そのあたりを要所要所で奏法をレクチャーしながらレッスンが行われた。

夜はヴァンサン・ダヴィッド先生、シリル・レーン先生による演奏会。
ドイツ音楽を集めて、バッハのフルートソナタ第三番、ヒンデミットのヴィオラソナタ、シューマンのヴァイオリンソナタ第一番、ブラームスのクラリネットソナタ第一番を演奏、言うまでもなく大喝采の演奏会だった。

また写真はFacebookにアップロードした。

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