hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

理想の

2009-06-24 22:03:17 | sax関係
「理想の音のイメージを強く持ち、それに近づけるよう練習を重ねる。」

良い音色を得るためによく言われることであり、また重要な要素でもある。
それはサックスの音に限らず、様々な楽器の音や演奏の良いところを盗むように、したたかにセンスを磨くということもあるだろう。

私自身はどうだろうかとふと考えて見たところ、もちろんイメージは抱いてはいるが、最近ではそれよりもむしろ身体や楽器にとって自然な状態で鳴らすことを意識していることに気づいた。

サックスの音域毎の特性に見合った息や、演奏に際しても文章を朗読する様な自然な呼吸や息の流れといった意識が最近では強くなっており、そのような身体や楽器の束縛からベストな状態を見出し、その上で理想の演奏に向かっていけるようにしたいと思っている。

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