hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

マルセル・ミュールのお墓へ

2012-07-28 06:34:47 | sax関係
今日はマルセイユより東のサナリー=シュル=メールへ。

2年前に行ったときには電車だったが、今回はマルセイユからレンタカーを借りて向かった。
電車なら40分程で、車でも1時間くらいで行けると思うのだが、今日の私はカーナビの操作に20分、大都会マルセイユを抜け出すのに1時間かかり、到着に3時間近くかかってしまった。
ヨーロッパで一般的なマニュアルシフトは問題なかったが、やはり左ハンドル、右側通行に慣れず、交差点を曲がった際に逆走しそうになったのが1回、左右の車幅の感覚がわからず高速道路のチケットに手が届かなかったのが2回、右折の際にワイパーを動かしてしまったのは数えきれないが、事故をおこさずに帰ってこれて本当によかった。

サナリーでは、まず墓地に行き、マルセル・ミュールのお墓を探した。
少し前に、アレクサンドル・スーヤー氏にどの墓地に埋葬されているのか調べていただき、その墓地の中で端から順々に見て探してついに見つけた。
見つけた瞬間、驚いたのと同時に、自分自身のサックス人生が走馬灯のように思いだしてきて、しばらくの間動けなくなってしまった。
お花でも用意すれば良かったのだが、少し探して見つけたお花屋さんも閉まっていたのが残念だった。

サナリーには墓地が2つあり、1つは一般の墓地で、もう一つは一般の墓地と19世紀以前のお墓が祀られており、ミュールのお墓もそちらのある。

その後はサナリーの海岸と市街地に行ってみた。
そこには海水浴場があり、バカンスで来ている家族がたくさんいて楽しんでいた。

しばらく散歩した後、マルセイユ方向に向かって車を走らせて、次に行きたかったが、やはり港町のカシ(Cassis)というところで、ちょうどサナリーとマルセイユの通り道にある。
サナリーからの距離は30キロ程で、海沿いの国道をゆっくり走って行こうかと思ったのだが、やはり日本と一緒でバカンス中の観光地は人が殺到し、海岸線が大渋滞だったので結局、高速道路で向かったのだが、カシの海の近くの駐車場がどこも満車で停めることができず、結局そこから国道でマルセイユまで帰ってきた。

写真はFacebookにアップロードした。

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