幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

過ぎてしまえばみんな風

2019年09月24日 17時23分28秒 | ひとりごと
 
           2019・9・24 8;27

会いたくて会いたくて
ずっと一緒にいたくて・・・・・・

そんな恋心で結ばれたはずなのに
いつの間にか
いることが当たり前になってしまい
一番大切にしなくてはいけないのに
一番おろそかにしてしまっている。


そのうち
自分勝手、裏切り、無関心などの
傷つけられる行為を重ねられ
悲しみはやがて憎しみへと変わり
「夫に死んでほしいと願う妻たち」はどんどん増えていくらしい。



離婚できる環境や勇気を持てる者はまだいい。

子供のこと、親のこと、そして何よりも経済的なことを考えれば
「離婚」すらできない。
だから「夫が死んでくれる」のが一番いいらしい。


「夫に死んでほしい妻たち」小林美希 著

には、そんな妻たちの心の声が収録されている。




まさに私もそんな妻の一人だった。

50代は紛れもなく「家庭内離婚」の時代。

同居し、経済をもたらしてくれる存在、として距離を置いた。

「あなたとの距離 縮められなくて 氷雨」

そんな句を詠んだ頃がある。



けれど
いつしか

「過ぎてしまえばみんな風」
という心境になり
「喜怒哀楽、悲喜こもごも、この世でしか味わえない感情を
 この人によって味わわされた」
と、気づいたとき
切ない恋心も、愛される歓びも、
裏切られた苦しみも、それによる憎しみも
全て、全て、味わわせてもらったんだなあ、と思うようになれた。


かといって、まだまだ
全てを達観し、赦す、というような寛大さにまでは至らない。

まだまだ未熟な私がここにいる。


それでも
その未熟な私と背中合わせに「感謝しできる私」も育ってきている。



過ぎてしまえばみんな風。

この世の全てをありがとう、


心から穏やかに言えるようになったとき、あちらへの扉を開けられるのかもしれない。




「愛している」が言えないならばせめて「ありがとう」を

2019年09月24日 16時44分18秒 | ひとりごと
伴侶
子供

友人

身近な人に
大切な人に

今日
ちゃんと
愛しているといいましたか?

一時間後に死んでも悔いのない言葉をかけましたか?

   2019・9・24  5;51



「愛している」が使いなれないならば
照れくさくて言えないならば
その思いを込めて、せめて
「ありがとう」と言いましょう。


人は
きっと
このふたつの光透波があれば生きていけるのだと思います。


さあ、悔いを残さないように
今日の「愛してる」と
今日の「ありがとう」を
大切な人に贈っておきましょう。


出来ればちゃんと目を見つめて
抱きしめて・・・・・・

ありがとう

愛してる

 同 5;59

心に置く言葉は人生を変える

2019年09月23日 12時47分50秒 | ひとりごと
今お気に入りの手嶌葵のCD.

どの歌も好きだけれど
特に
「ちょっとしたもの」や「いつもはじめて」
は、歌詞が勇気をくれる。


〝 朝がくるたび 生まれ変わるの
  あなたに出会うの「はじめまして」″

〝 いつも はじめてのことが
  私の明日に溢れている
  さあ ブランケットの中
  私の心に虹をかけましょう ″  
    いつもはじめて より






こんなふうに
毎朝
自分に向かい合えたなら
私の毎日はどんなにキラキラすることだろう。



〝 泣きつかれて 明けた朝に
  必用なのは ちょっとしたもの

  青いソファー 苦いコーヒー
  切ない本と アイスクリーム


  ちゃんと朝をはじめるには
  少しわがままでもいい
  ハンカチなんかいらないわ アデュ!
  髪をあげて 目を覚まして
  優しい声で 歌って見せる ″  
  
    ちょっとしたもの より

  
             


強いなぁ、って思う。

泣くだけ泣いたら、ちゃんと意識的に前へ向かって歩き出す。
それができれば、必ずまた幸せはやってくる。


この明るさ、
この強さ。

時代かしら?とも思う。


私が若かったころ流行っていたフォークソングは
どちらかというとどれも
女々しくて、暗くて、後ろ向きなものが多かった気がする。


今も活躍していらっしゃるさだまさしさんは
ちゃんとご自身の成長と時代の流れを写した曲を作っていらっしゃるけれど
当時
彼の曲を好んで聞いていた私は
彼の歌によって「恋」の不安定さを自分の中に落とし込んでしまった感がぬぐえない。


「上りつめたたらあとは
 下るしかないと
 気づかなかった」

「たとえば心変わりひとつにしても
 一番驚いているのはきっと
 君の方だと思う」


などなど
いつも私の心の中に在って
恋愛真っ最中には
やがて来る破局を想像して怖れ
終わった後はその悲しみに浸り続けたりしていた。



けれど
今、
もしあの時
先の手嶌葵の歌ような言葉が私の中にあったなら
私の青春はもっと
カラッとして、もっと明るくて、強くなれたのではないかしら、
と思うのだ。



時代かもしれない。
そして、それは、つまりは
全体エネルギーの違いなのかもしれない。


けれど、どんな時代にあっても
自分の心の中にどんな言葉があるかで
人は
考え方が変わり、思いが変わり、行動も変わるのだと思う。


歌からの言葉
本からの言葉
映画の台詞
誰かの言葉

それが何であれ
心の中に置く言葉はとても大切だ。

心に置く言葉は
今日を変え、明日を変え、人生を変えるから。

岡山こやま

2019年09月23日 12時35分47秒 | お料理
〝野菜食堂こやま″さんにお邪魔した。

オーナーの小山津希枝さんがお席まで来てくださり楽しくおしゃべり。

大好きな車麩のカツレツが嬉しかった。


岡山駅前から路面電車に乗って10分くらい。

御馳走様でした。    
                        2019・9・7



せっかくだから。

2019年09月23日 11時56分38秒 | ひとりごと
9月23日

秋分の日で祭日、お休み、ホリデー。

沢木耕太郎の短編を読んでいたら
珍しく家の電話が鳴った。

小説の中に感情移入し、感極まっていたところ。

う~~ん、だれ?!
と思いながら席を立つ。



080から始まる覚えのない電話番号。
あやしげ~~~~~~!!


受話器を取って「もしもし」とだけ応答した。


「こちら〇〇の△△です。
 本日は電気料金のお得なお支払いについてご案内しています。
 電話口に出られているのは奥様でよろしかったですか?」

と、一気に愛想のない棒読み状態でまくしたてた。

その話し方は、全くこちらの反応や思いを無視し
とにかく言うべきことを先に言う、
そんな感じだった。

会話にはならない話し方。
前置きの押しつけ。

で、あえてこちらも同じように
無表情な声色で応えてみた。

「その手のご案内は私には不要です」



すると、

「ハイ」

とだけ小さく言って即プツンと切ってしまった。


ま、よくあることだけれど
こんな時にいつも思う。


この人は自分の仕事に誇りを持っているのだろうか。

自分の仕事をそれなりに楽しめているのだろうか。

たとえ勧誘の仕事であっても
その一瞬、自分の精一杯の愛情を持って話すことはできるのでは?

どんな声色で、どんな思いで話しかけるかによって
同じ内容でも、自分自身、そしてお相手の一瞬の時間が変わるのではないだろうか。


こういう類の勧誘に

「必要ありません」

と応えたときでも

「お仕事、お疲れさまでした」

「お忙しいところ、お邪魔いたしました。」

という会話で終わることもある。



たとえ、ほんのひと時の
意に添わぬ電話であったとしても
それもご縁。

せっかくだもの。

お互い、気持ちよく、交われたらいいのにな、と思う。

そして何よりも
理由はどうであれ
その仕事に従事することを選択している以上
「愛」をこめてみたらいいのにと思う。

きっと何かが変わるのになぁ、と。





            2019・9・9・7  17;00 厳島神社