幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

優しさの色

2013年03月20日 06時48分40秒 | ひとりごと
 先々回
色と季節と心持の話をした。

その回にコメントをいただいて考えた。


私は「哀しみを知っている優しさ」のある色が好きなのだと。

ただ、明るいだけではなく
明るくなる以前に
哀しみを体験している色が好きなのだと。


そうした色は人に添うことができる。

心の奥の哀しみをそっと包みながら
優しく暖めてくれる。


そんなふうに思うのだ。



じゃあ、それってたとえばどんな色?!


と、詰め寄られると困ってしまうのだが
そこはホラ、
人それぞれなのだから
自分の感性に聞いてみてほしいな。




私の場合
例えば「すみれいろ」
藤色に近い菫色
でも、藤色より暖かい。

藤色が40代の女性なら
菫色は80代の愛くるしいおばあちゃんかな・・・?

・・・みたいに
かすかな色の違いを
わが心で感じとり
自分の心に添わせてみたいと思うのだ。


それが人によって違ってよいのだもの。




同じ紫でも
花紫は御祝い事の袱紗の色だし
古代紫なら慶弔両用

昔の人の感性って凄い。




コメントを下さった方はおっしゃった。

「今年は明るい色を着てみようと思う。

 でも、そうはいっても
 結局
 ブルーとか紫なのだろうけれど」

と。



ブルーだって
紫だって構わない。

でもできれば
今の彼女の心持に添い
その心を受け止めながら
優しく包んでくれる
ブルーや紫を探してほしいと願わずにはいられない。




哀しみを知る優しさの菫かな




ちなみに
スペインでは黒は「恋」の色。

彼らにとって黒は大切な特別な色。


黒にもいろいろあるのだから
哀しみの黒と
情熱の黒との違いに気付き
自分を引き上げてくれる黒を身につければ問題ないのだろう。




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1 コメント

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Unknown (lei)
2013-03-23 07:25:57
記事に登場させて頂き恐縮です。ありがとうございます。

ブルー、なぜでしょうね。
何故だか手にとってしまいました。

私が手に取るのは、例えブルーでも
おすすめ頂いたような色のように
あたたかみを感じる暖色系のブルー(という言葉があるのかな)です。
気付けば最近大枚はたいて購入したお鍋の色も
カリビアンブルーという色でした。
偶然?

ブルーの他に目にとまったのは、サーモンピンクでした。
いつも気になっていながらなかなか手を出せないでいる色です。

哀しみを知っている暖かい色、わかる気がします。
(感性が違うと全く別の色を頭に浮かべてしまうかもしれませんね)

確かに今ちょっとだけ疲れていますが(歳なのかこちらの気候なのか)
たくさん寝て、もりもり食べて、元気に過ごしたいと思います。

好きな色に包まれたら、元気回復しそうですね。




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