幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

言葉の重さ

2010年07月21日 23時23分32秒 | ひとりごと
知り合いが流産した。
 
もう30代半ばの彼女。
否認治療に通っていた。



彼女は子宮筋腫を持っているため
医師と相談して顕微授精の方法を選択した。


この顕微授精
もともとデメリットが多く
流産しやすいようだ。


彼女も着巣僅か1ケ月で流産した。




・・・ということを
私は今日初めて聞かされた。


知らなかった。
彼女が不妊治療に通っている事すら知らなかった。



私は私の教室に通ってくださる方や
新しくできた知り合いに
あまりその人の背景の事を
こちらからは聞かないようにしている。

なぜなら、
人にはそれぞれの事情と思いがあり
こちらが何気なくたずねた事でも
その方にとってはとても辛い事である場合もあるからだ。


特に、
結婚や子供のあるなしは
本人がどう捉えているかでとても大きな問題となってしまう。


「ご結婚なさってらっしゃるの?」
「お子さんは?」
「二人目は・・・?」


たったこれだけの言葉が
ひどく相手に負担をかけてしまうことだってあるのだ。



普通に結婚し
普通に子供を授かったものには
その苦しみは理解できない。
だから何気なく、特に悪気もなく
その言葉を口にしてしまう。


けれど
そこに思いやりが欠けている事を
認識せねばなるまい。


人にはどんな事情があるかわからないと言う事を
いつも心して会話せねばなるまい。



特に
大多数の人にとって当たり前であることを話題にする時
そうでないことに苦しんでいる人がいるかもしれない
という気配りが必要なのだ。



いつか、そのうち
本人が話し出すのを待ってあげるのも
優しさという愛の形だと
私は思っている。



                                 
                               ゴーヤの花
                               育て方が下手なのか
                               咲いてもあまり結実しない。
                               それでも、充分に美しいし
                               日陰用の緑のすだれにはなってくれている。

                               野菜のゴーヤがならない、と思えば悲しい。
                               しかし、美しい花をありがたいと思えば感謝になる。

                               全てが、捉え方、考え方次第なのに・・・・・

                                                   


私はいろいろな事情から娘を一人っ子にせざるを得なかった。

そんな私に周りは
「一人っ子は可愛そうだから
 早く二人目を作りなさいよ」
とせきたてた。
中には
「一人っ子にするくらいなら
 始めから産まない方がいい」
とまで言う人もいた。


・・・そんなこと
いわれずとも
私自身が一番わかっていた。

でも、作れなかったのだ。

言われる度に辛かった。



今は、
これが自分の選んだ
今生における最高の条件だと思っているから
これでよかったのだと納得している。



けれども
つい最近までは
いつも
娘に申し訳ないと自分を責めてきたのだ。




子供のあるなしも
結婚も
同じことなのではないだろうか。


自分で意図的に避けている場合は別にして
望んでいるのにできない時
それは今が時期ではないか
今生ではできないことが最高の条件であるか、
のいずれかではないだろうか。




結婚も子供も
できるにこしたことはない、と私は思う。

けれど
したいのに、欲しいのにできないときは
あまりその「~たい」に捉われない方がよいような気がする。

捉われてしまうと
自分も周りも苦しくしてしまう。



この世の事は
全て与えられること。

生れる前に
自分の魂レベルをより成長させるために
自分で設定した事・・・
そう、腹を決め、今の状況を受け入れ
必要ならば与えられる!!・・・と
信じてみてはいかがだろうか。




そうして
悲しい思いを少しでも避けるためには
自分が
そういう状況である事を
自分から周りに伝えていく事も
大切なのではないだろうか。

もちろん
あくまでも冷静にであってほしいが・・・。





今日
彼女がそのことを伝えてくれた事に
とても感謝している。


教えてもらえたおかげで
私なりに彼女への配慮ができるし
また、
彼女の望みが叶うようにと
陰ながら祈らせてもらう事ができるから・・・。













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