幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

こんな本を読みました  --- アルケミスト ---

2016年08月31日 09時00分20秒 | ひとりごと
 アルケミスト 
                                                    パウロ・コエーリョ 著
                                                    山川紘也・亜希子 訳

サブタイトルが「夢を旅した少年」

その名のとおり、ひとりの少年がある夢を見てその夢を追いかけ、みごと手に入れるまでのお話です。


夢を追いかける途中で、夢から引き戻そうとするものや、邪魔する者たちに遭遇して
全てを奪われ、挫折するものの、決してくじけず、強く前へ進む勇者の物語・・・・・ではなく
それに似た過程ではあるけれど
そこはほら、なんといっても山川ご夫妻が訳者であるだけあって
全体がスピリチュアルな視点で構成されています。

ところどころにちりばめられている言葉や思考の描写の中に
私たちがこの世で夢を見続け、あきらめないで生きるための大切な考え方が潜ませてありますし
反対に、夢を持ちながら、それを実行しないで生きていく者たちの言動も描写されています。


自分はどっちの生き方をしたいのか。
どちらが良い悪いというものではないでしょう。

でももし、夢をかなえて生きてみたいと思うなら
この物語に書かれている宇宙の仕組みを心得
この物語が教えてくれる「夢を見続け実現するため」の至宝の言葉を
自分の中に持っているとよいのではないでしょうか。




老人は少年に言います。

「決して夢をあきらめてはいけないよ。
 おまえが何か望めば、宇宙のすべてが協力して、それを実現するように助けてくれるよ」



この言葉を信じ切れるかどうか、


そして老人はこうも言います。

「運命とはおまえがいつもやりとげたいと思ってきたことだよ。
 誰でも若い時は自分の運命を知っているものなのだ。

 まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。
 夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも恐れない。
 ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、
 彼らに思いこませ始めるのだ」


この後、老人はその不思議な力と宇宙との関係を少年に説明するのですが
まさに、なるほどなあ、と頷けます。

そのことをちゃんと理解していれば
人は皆、自信をもって生き生きとできるでしょうに、ね。



「アルケミスト 夢を旅した少年」

ぜひお読みください。


 

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