幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

八十八夜に

2010年05月06日 13時49分23秒 | ひとりごと
 立夏も過ぎて「夏来るらし・・・」の雰囲気だ。
昨日と違い風も気温もさわやか。
まさに初夏。

庭には今、梅花空木(バイカウツギ)が満開だ。


                             

                                                                               

白ヤマブキの花に似ているが
こちらのほうがずっと華やかな感じがする。

みつばちや蝶がやってきて、忙しげに食事をしていく。
こんな小さな庭にも命の営みのあることが嬉しい。


 今年初めて気づいたのだが
この花は藤の花や葛の花とよく似た甘い香りがする。

庭中にその香が漂い
瀬織津姫様に見守られているような気がする。
瀬織津姫物語」の中で山水治夫は
姫様を感じる時「百合の香」が漂うと表現しているが
私の中で姫様はこの梅花空木の香のイメージだ。



 そんな香りに包まれながら
切り落とした枇杷の葉や
抜いたどくだみの葉を
お茶や入浴剤にしようと
細かく切って干している。

                   
 
 都会ではないけれど
すごい田舎でもないこの住宅街で
こうした時間を過ごせる事の喜びを意識して楽しんでいる。

 今ある環境の中で
今日できることを楽しむ。

人生はいつか作る物ではない。
「今日」が積み重なって「人生」になっていく。
だから、「今日」を
自分の奥の「魂」が喜び納得するように
大切に生きたい。


・・・そんなことを
「夏も近づく八十八夜」に思っている。


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