幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

幸せの秘訣 2

2010年08月13日 10時01分19秒 | ひとりごと
 落合恵子 「母に歌う子守唄」

を読みました。


先日NHKに出演してらした彼女がとても素敵だったので
なんだか
「食わず嫌い」をしていたような気持ちになり
もう一度、彼女の書いたものを読んでみようと思ったのです。




その愛情の深さと優しさに尊敬と感動を感じながら
でも、
今の私には
ちょっぴり疲れる生き方です。




彼女の功績は大きく
彼女のような人たちのおかげで
世の中の理不尽も
随分解決されはじめているのだろうと思います。


前のめりの生き方(彼女自身の言葉)に
ご自分でも疑問を抱きながら
それでも
世の中に一石を投じて生きていく、

彼女はそういう人生をスケジュールして生れてらしたのかもしれません。






彼女とは天と地ほどの差はありますが
私も四十代前半まではそういう気持ちで生きていました。



理不尽なこと、不公平な事
地球や動物を虐げる事など
様々な社会現象が許せず
いつもいつも腹を立てて怒っていました。



みて見ぬ振りをしてはいけない!!
自分にできることは何か、
たとえ小さな力でも
いつかは大きな波を作ることができるはずだ・・・


と、鼻息荒く
「正義」だと思うことを貫く事に懸命でした。




けれど、50歳を迎える頃から
私の目は
だんだんと真反対の方向に向けられるようになったのです。






「世界を平和にするには
 まず、己が平和に満ちること。

 いつも愛と感謝に満ちること」




どんなに平和を願っていても
自分自身が何かを憎み、腹を立て、怒っていたならば
そのマイナスの波動は更なるマイナスの波動を呼び起こし
知らない国の知らない誰かをもマイナスにしてしまう。



・・・そんな考え方を知るに付け
今、私にできることは
「一石を投じる事」よりも
「己を愛と平和に満たし、プラスの波動を出し続ける事」
の方ではないかしら・・・と思うようになったのです。



そうして、新聞もテレビも
社会的なエッセイも
心を曇らせる元になる全てを遮断するようになりました。

(それでも
いやおう無しに情報は入ってきますが・・・)

これは
自分だけが幸せであればいい、というのとは全く違います。

しかし
まずは
今の自分を愛し、感謝に満ちることが大切なのです。
今の環境のなかにそれらを見つけることが最優先なのです。





この頃、

“全てのエネルギーはひとつであり
 みなつながっている”


と言う事を実感として感じることが多くなりました。

己の「気」が現実の現象を引き起こす、ということも実感しています。




大切なのは何かを「変えよう」とすることよりも
己が「変わる」ことなのだと


こんな当たり前のことを
いまさらながら腹に落としているのです。




世の中の矢面に立って頑張ってくださってる方々には
本当に感謝です。

そういうプログラムを生前に組まれた事自体に
敬意を払い尊敬申し上げます。

「ありがとうございます」と
心から感謝です。



と同時に、
それほど偉大なる使命も持たず、
ただ平凡に生れた私でも
日々を感謝して、心穏やかに、愛に満ちて生きる事で
世の中に貢献できるのだと言う事も忘れずに
誇りにしていたいと思うのです。




落合恵子氏が
表で頑張る生き方をなさるお一人であるとするならば
私はその真裏で
ひっそりと
しかし
しっかりと
プラスの波動を出す一人として支える生き方を
していきたいと思うのです。





「母に歌う子守唄」のなかに
私にも共鳴できる言葉がありました。

小さな幸せのヒントになればと思うので
ご紹介させていただきます。






“ どれだけ多くのもので、というのではなく、
 どれだけ少ないものでやっていけるか。

 わたしの生活に、またひとつ何か・・・仕事であれ、なんであれ・・・
 を加えたくなった時に、
 「それは本当に必要なものか?」と自分に問いかけるために。

 外面的な暮らしを、簡素にするだけでは足りない。
 外側は外側にすぎない。

 が、わたしはそこからはじめてみようと思う。 ”






“薔薇だろうと思いながら
 薔薇だと断定する事ができなかったのですよね。
 これでも、子供の頃は花が大好きだったのですよ。

  ------- 中略 -------

 勝ち抜くためには不要な、
 けれど、気持ちよく暮らすためには必要な
 花に象徴されるもろもろを、わたしは棄ててきたのだと思います。
 階段を駆け上がることだけをかんがえて”








“より多く、より速く、より大きなものを手にすることが
 人生の「成功」なのか?

 あなたがそれを手にしたとき、
 代わりに失うものはないのだろうか?


 たった一度の人生を、
 あなたに生き生きと存分に輝いて生きてほしいから、
 わたしたちは問う。

 このまま、で、いいのかい?
 弱さだって出していいんだよ。

 余分な荷物を背負っていないかい?

 いっしょに拓いていこうよ、と。 ”


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