この頃夫は朝のウォークをさぼりだした。
ここ二年ほど続けていた朝ヨガとのダブルでの習慣だったのですけれど・・・・・・
何事も続けられない夫。
自分を鍛えたり、律したりすることの苦手な夫。
気を許せば
どんどん自分を甘やかしていく。
顔には覇気がなくなり
姿勢は悪くなり
出す言葉もマイナーになっていく。
そんな彼が私は許せなくて
とっても嫌で
腹が立ったり、情けなかったり・・・・・
を繰り返してきた。
でも、これは完全に「コントロール」しようとする私のエゴ。
こうあってほしい、とか、こうあるべき、だとかを
彼に要求しているのだ。
人はそれぞれ自分のプログラムを持っている。
それが良いか悪いかは本人次第だし、
そもそも、そのことに「良い」も「悪い」も存在しない。
そして
本人が意思決定しない限り、どんな現実も変えることはできない。
だれも、誰かの「生」を変えることなどできない。
できるのは本人のみ。
・・・・・・ってわかっているのに
何とかしたいと思ってしまう私。
私の中の「良いこと」をやらない彼に腹が立ってイライラしてしまう私。
彼ではないのだ。
問題は私自身なのだ。
人を変えることはできないし、「絶対的正しいこと」なんてないのだから
私のエゴを彼に押し付けてはいけないのだ。
私ができるのは私のことのみ。
私は私の心の平穏を維持さえすればいいのだ。
「ココロの平穏」の中にいることができればいつだって幸せの中にいられるのだから・・・・・
などと
もやもやもやもや考えながらの今朝のウォーク。
それでも
いろいろと素敵な発見はあった。
例えばこれ!!
サンゴ樹の実 赤くなっていました。
大好きな風情の一つです。
この写真を撮っている時の束の間は
私の脳はそれだけに集中し
「無」の状態です。
この赤い実の美しさだけを堪能している「一瞬」の幸せでした。