虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

2015年正月の新聞

2015-01-01 | 新聞・テレビから
毎年、正月は、新聞の正月の社説について、例によって悪口を書いてきたけど、もう今年はいいかげんやめようと思った。

昨年の自民圧勝(?)の選挙後、新聞は、日本の政治に(安倍政権に)正面から立ち向かう姿勢を捨ててしまった感が強い。

あの政治資金なんとか法に違反して辞任した小渕優子も(ドリルでパソコンを破壊して証拠隠滅をはかったそうだが)、うちわをうちわじゃないと言い張ったあきれたおばはん(名前も忘れた)も選挙で当選。30年前なら考えられないことだが(選挙民は恥じるべし)、新聞はその後、何も書かない。追求しない。
史上最低の投票率という大問題についても考えようとする姿勢がない。選挙のことは不問。
テレビは完全にジャーナリズムからはなれたけど、新聞も後を追っているのかもしれない。

今日は、新聞にふれるのはやめようと思ったけど、しかし、これからの一年、日本の政治、人々の暮らしが大きく変わることを思うと、大新聞の朝日がどんな新聞を国民に届けたのか、やっぱりメモしておく。

今年の特集は、「鏡の中の日本、戦後70年」として一面、二面を使っている。「日本は戦後70年を迎える。豊かで平和な戦後は、世界と日本との関係を新たに築こうとした個人抜きには語れない。一人一人のドラマが日本の姿を映し出す「鏡」となる」という主旨。

トップバッターはあの冨永格氏。再生朝日は、この人達がリードするのだろうか。まるで、政治離れを宣言したかのようだ。内容は、例によって無内容なので、書かない。興味のある人はどこかで読まれたい。

社説は「グローバル時代の歴史 「自虐」や「自尊」を超えて」。
例によって、他の人の言葉の引用や蘊蓄を披露して、責任のない感想をちょろりと書くコピペ論法。(いいたいことがわからない朝日論法)。ひょっとして、この社説も冨永格氏が関わっているのではないか、と思ったほどだ。

朝日の悪口ばかり書いているけど、何十年もの朝日の購読者だ。自分の店に朝日を置いているが、お客さんからはいつも朝日の悪口をいわれる。それでも朝日を止めない。それでも朝日にまだ期待しているのだ。しっかりしてくれい。