虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

柔道

2013-02-01 | 新聞・テレビから
柔道は、好きだった。
5の力しかないものが、10の力を持つ相手に勝つ技が魅力だ。10の相手のバランスをくずして、相手の力を3にして倒す。弱者が強者に勝つ技だ。

今のマンガは知らないが、昔は柔道マンガも人気だった。「イガグリくん」とか「黒帯先生」とかあった。「郷三四郎」「嘉納治五郎」「三船久蔵」「徳三宝」(だったか?)などは少年のあこがれだった。

肩に柔道着をかけて歩くのもうれしかった。美空ひばりの「柔」もヒットしていた。中学校時代は、近くの道場(体育館だったか)へ通っていた。練習中、黒帯をしめた大きくて強い先生が、こちらが技をかけると、大きくどしんと倒れてくれる。こちらが技をかけると、何度も倒れてくれる。そういう教え方だった。ますますうれしくなるよね。
ただ、寝技は嫌いだった。なんだかみっともない姿だ(笑)。護身術として身につけたいと思っていたので、立ち技だけでいいと思い、やめてしまい、次は空手に興味が移った。

オリンピックの柔道は見ていてつまらない。なにせ強者同志の戦いだもの。

中学校でも柔道を必修化にしたそうだが、柔道連盟の強い要望があったのではなかろうか。
好きな者が習えばよいので、学校で必修化するものではないだろう。まず、教える人、場所がなく、無駄な予算が必要だろう。習いたい人は、町道場や市の体育館で十分ではないのか?

日本には、柔道界というちょっと想像以上の組織、団体があると思う。

大学では、柔道の先生に単位を落とされて留年するはめになった(笑)。