虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

無題 ブツブツ

2012-09-11 | 新聞・テレビから
新聞やテレビを見ていると腹の立つことばかり。それをネタにすると、このブログも個人的な怒り、うっぷんを晴らすことになり(迷惑だぞ)、あまり書けなくなってしまった。
それにしても、ちょっとひどすぎるぜ。


内政で行き詰まると外交に国民の目を向けさせるのは、昔からの三流政府の手だが、三流メデイアがさかんにこの手を使う。

消費税増税のあと、竹島・尖閣と、メデイアは連日、領土問題を報道した。ロシアとの領土問題は、あまり問題にせず、もっぱら、韓国、中国との領土問題。アメリカが勝手に使用する沖縄も立派な領土問題、外交問題ともいえるが、こちらは不問。

さて、今度は、自民の総裁選、民主党の代表選、そして、橋本維新の会のことばかりニュースにする。だれが総裁になり、だれが代表になっても国民には関係ねえだろう。

自民党、民主党、橋下維新の会の政策はほとんど変わらない。同じ穴のむじなだ。
消費税増税、国民背番号制(マイナンバー)導入、原発推進、憲法改変。日米同盟。

しかも、橋本日本維新党が大躍進かと新聞、メディアは書き立てる。
橋下維新の党が国政に登場して、ほんとに良いことがあると思っているのか?最悪としか思えない。
メデイアは、「維新の会」の正体を明らかにする責任があるはず。

オスプレイは「日本を守るため」という。
しかし、政治家の「日本を守る」という言葉は、国民を守ることではない、ということは、あの原発事故で、われわれは知らされた。あの時、政府が守ろうとしたのは何だったか。もう「国民を守る」なんて言葉は使わせない。

あの日から、もう、政治家やメデイアにはだまされない、と決意した人々は多いと思う。ただ、その人々の声を結集させるものがない。くやしいことかぎりなし、だ。

小さなメデイア、小さなジャーナリストの力に期待するばかりだ。