将棋に憑かれた男 藤沢桓夫

「将棋に憑かれた男」の藤沢桓夫先生は観戦記を書かれていたので、旧関西本部で何度もお目にかかった。終わると記録係に「取っておきなさい」と小遣いをくれるのである。しかし何年か経ちお金の価値が変わっても同じ額なので、物足りなくいう記録係もいた？私は逆にそんな風に世間の風に流されないでおられる姿勢が素晴らしいなあと思った。
　私が住み込みの塾生だったころは、まだこの小説の登場人物の余韻がある時代だったと思う。



　「金子将棋教室③米長邦雄ｖｓ中原誠」この本の金子先生の著作は大好きで、哲学的、宗教的な分析が面白かった。今の時代におられたらどういう分析をされただろうなあ‥読んでみたい。





　「映し世のうしろ姿」藤原新也著である。インド放浪以来、藤原さんの著作は全部見ている。「何でもみてやろう」の小田実さん、「深夜特急」の沢木耕太郎さん、そして藤原新也さんの著作が若者の旅のバイブル書かもしれない。インドの安宿に行くと置いてあるのでたいてい目を通すことになりそうだ？
　私は藤原さんの写真が好きでそこから入ったと思う。

上甲子園小学校に行く ７月１１日土曜日

　棋士派遣で上甲子園小学校に行った。大きな幕を作っていただいてありがとうございます。
　はじめに「一手詰め、三手詰め」それから「逃れ将棋」の問題を大盤を使っての出題と解説をした。それから三面指しで六枚落ちの指導対局を何とか全員こなせた‥最後に一口アドバイスで講座を終了した。



　珍しい「二宮金次郎」の銅像が残っていた。懐かしいなあ‥





終わってから全員で記念撮影をする。みなさんありがとうございました。

園田金曜ナイター大石六段 ７月１０日

　夏のあいさつに来た大石六段と一緒に、園田金曜ナイターに行く。



　いつもの「園田屋」さんで夕食にした。私は「カレーライスと焼き鳥」得意の注文だ。




１２３０メートルのゲートにて‥馬が近くて息遣いも聞こえる場所だ。




　今日も「その金ナイター」だ。美しいナイター競馬の夕暮れ風景。




　大石六段は三連単大穴馬券をゲットして今回も大勝利である。私は苦戦でピンチだったので「そのたんタッチ」にすがる‥そのたんは事情を察して？きつく強く応援してくれた。そのおかげで最終の１１Ｒで三連単、三連複をゲットした（もっともダイスポのＳさんの予想にもすがったのだが？）
　楽しいナイター競馬はあっという間に過ぎて、また来週！

なぜか将棋人生 湯川博士著

　そろそろ身辺整理というわけでもないが？自分の本棚で眠っている本を整理しはじめた。

　「なぜか将棋人生」湯川博士著」は贈呈だったので読み直すと私のインタビューもあった‥アマプロ対抗戦（小池さんが出場したときだ）に脇八段と一緒に東京まで賞金につられて？出掛けた。当時は若手棋士の中で三欠（三傑でなくて貧乏の意味である）といううれしくない代名詞もあったのである。
　この本は奨励会の行方を追ったり、観戦記者やアマ強豪も含めた「将棋で飯が食えるか」のルポが中心の内容だ。湯川さんの大胆な踏込で、今も読み応えがある。
　確かに「なぜか将棋人生」やなあ‥今もなおつくづく思う。



　「勝負の世界」木村名人著はいかにも講演の題名みたいだが、堂々たる木村名人の足跡が描かれている。






　　私が魯山人と出会ったのは、とある美術館だったが、（これはいいなあ‥ほしいい器だなあ、心惹かれる‥）それが魯山人で、手に入れるなどもってのほかの？値段だった‥
　無知の強さであるが・それから魯山人に人となりを知ってから、ますます興味を持った。心を揺さぶられる人物だが、実際は怖いだろうなあ？

来客Ｇ先生

　昨日は夕方から来客があった。泣く子も黙る、しかし心優しいＧ先生である。
　金太郎はすでにＧ先生に敬意を表しておしゃべりしている。（意外にものに弱い金太郎？）
　遠方から来ていただいて、ありがとうございました。

七夕 ７月７日

　七夕の日だが、妻の歯痛が重くて、私も心身が低調な一日だった。せめて空笑顔である‥

源さんの思い出

　久しぶりに源さんの写真を見たら懐かしくなった。




　ブハラトランペッターという種類の鳩で、顔が見えない‥飛べない鳩である。




　源さんはメスだったのがわかり、かわいそうな名前だったかもしれない。やはりもう一度源さんの仲間に会ってみたいなあと思う。

朝の散歩 金太郎

　最近は部屋をテクテク歩くことの多い金太郎。トビオやクロのいたあたりを覗き込む‥
　いかし目を離せないのである。





　　
　これはなくしたので詰将棋創作用で代用に使っている「桂のキーホルダー」である。

朝から金太郎

　シャツが破れるぞ‥





　和室の電気が消えているので、入るのに躊躇している金太郎







　油断していると、瞬時にメガネをはずされ落とされる。

夕暮れのその金ナイター ７，３

　きれいな夕暮れの「園田金曜ナイター」だった。





　３連複と三連単をゲットしてのスタートだったが、後半はさっぱりだった。最近は負けないのだが？一気に勝つまでとはいかない‥原因を探るのだが、どうも「先入観にとらわれてしまう」馬券になってしまうようだ。
　ほぼ毎日夜は個人指導をしているせいもあって、分析をするのがクセになっている。手探りながら何らかの理屈を考えないと落ち着かないものなのだ‥そしてムキになってしまうのは金太郎と同じだなあ？

　　気が付けば　われ一生　未熟なり

太陽の塔とお見舞い

　太陽の塔をみるとますます胸にしみてくる‥それだけ今の時代の居心地の悪さと、自分にも不安感がある日々のせいだろうか‥岡本太郎さんの先見の明の鋭さに驚きながらも、太陽の塔に話しかけたくなるような‥微妙な心情なのかなあ‥



　園田競馬知り合いのＫさんのお見舞いに行った病院から「太陽の塔」の真裏が見えた。






　初めて来たが、大きな病院だった。ひとつの街だなあ？
　病室でも競馬三昧だった？
　Ｋさんご夫妻とまた園田競馬でお会いしたい！お待ちしています。

銀を咥える金太郎

　すこしでも目を離すとこれである。だったら駒を片付けておけばいいのだが、そこが森流手抜き術である。





　朝はこうやって甘えてくる。吐き戻しの仕草もあってまだまだ子どもである？