森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

源さんの目

2007-09-15 21:53:24 | 日々の写真
 昨年の3月の写真で、源さんの目がかすかに写っている。顔のない鳩の源さんは、真正面は見えないようで、ときどき物にぶつかりそうになる。少し斜めのこの角度で、物を見ている様なのだ。私のあちこちをつつくときの口ばしは結構固くて痛いときもある。源さんは、私を相棒、仲間と思っているのだろうなあ。自分が人間と同じと思っている気配もある。ヨチヨチと歩くのだが、最近は素早い。
 トビオの水入れに体を突っ込んで、平然と水浴びもする。源さんは人間以上に人間らしいキャラクターだ。
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千刈水源地

2007-09-14 23:08:14 | 日々の写真
 この千刈水源地は宝塚の西谷にあり、以前から通っていて、ベンチに腰掛けて弁当を食べるなじみの場所である。家から20分くらい走ると、ここに出るのでありがたいなあと思う。
 何だか自分が水槽の中の魚のようで、自然の緑を求めているようなものだろうか。人間社会で窒息しないように酸素が必要なのだ・・
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慧日寺の萩

2007-09-13 22:54:25 | 日々の写真
 萩の花は秋の七草の一つで,夏から秋にかけて赤紫色(まれに白色)のチョウのかたちの花をつける。ハギといえばヤマハギをさす。
 丹波市の慧日寺に咲いていた萩の花だが、隣には白い萩も咲いていた。萩というと、花札で猪と一緒の赤丹の札と思ってしまう。それだけ古来からなじみ深いのだろうなあ。
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広田の吊り橋

2007-09-12 23:06:56 | 日々の写真
丹波市山南町下滝・阿草(あくさ)「広田の吊り橋」2007年9月8日
 JR下滝駅からすぐ近くにあった。
 但し書きがあった。原付は通行してもよい、人は五人まで一緒に渡れる、揺らして渡らぬこと、である。短いと思ったが、60メートルあまりあるらしい。
 篠山川の川代渓谷で、丹波竜の発掘現場からも遠くない。少し腰が引けながらも、そろそろ渡るのだった・・
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慧日寺 仏殿

2007-09-12 00:01:56 | 日々の写真
 丹波市の慧日寺の仏殿、ちょうど百日紅(サルスベリ)のピンクの花が満開だった。
 百日にもわたってどこかに花を咲かせているので「百日紅」と呼ぶ。また、サルスベリは、幹がつるつるしていて、木登りの上手な猿でさえ登れないという意味らしい。
 
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丹波、慧日寺に行く

2007-09-10 22:00:29 | 日々の写真
 丹波市山南町の慧日寺(えにちじ)に行く。屋根付き橋のある参道を上ると、茅葺の本殿が見えてきた。偶然だったが、お寺の女性の方に、とっても親切に案内していただいた。
 仏殿にある釈迦如来坐像(この写真)の色彩の豊かさと、優しいまなざしに魅入られる。横には普賢菩薩像(白像に乗る)文殊菩薩像(青獅子に乗る)も安置されている。天井には龍の絵もあった。清楚な佇まいのお寺だった。

 
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新・がん50人の勇気 村山聖

2007-09-09 22:54:19 | 日々の写真
 文藝春秋に連載だった「新・がん50人の勇気」柳田邦男の最終章・魂のライフサイクルに、村山聖”僕には時間がない”が掲載されています。
 今日「文藝春秋10月号」が送られてきて、今、読み終えた直後です。私も取材を受けていたのですが、当時の記憶が蘇り、懐かしく、切ない思いです。
 この写真は以前にも掲載した、京都、詩仙堂での一コマです。撮影は村山聖には師匠命令だったのですが、何だか哀しくなるようなうれしくなるような一枚です。
 写真を撮りたい、そう思わせるような弟子はもういないのかなあ・・
  
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丹波竜 発掘現場

2007-09-08 22:13:59 | 日々の写真
 丹波市のJR下滝駅の近くを走っているとき、「丹波竜の発掘現場」に出会った。篠山層群産恐竜化石はティタノサウルス類の仲間らしい。化石が発見されたのは、平成18年8月7日だった。篠山川の川代渓谷内の、川に面した急斜面である。ちょうど博物館の人がきていて見学者に説明の最中だった。
 写真の白っぽいところ(劣化しないようにセメントで覆っているらしい)が発掘現場で「今は川の水が多いから、11月から発掘を再開します」とのことだった。
 全くの偶然に通りかかったが、世紀の大発見にますます興味をそそられそうだ。
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猪名川町肝川 

2007-09-08 08:20:02 | 日々の写真
 兵庫県川辺郡猪名川町肝川の戸隠神社に行く。そのあたりで棚田があって、小さな道を進むと行き止まりになっていた。日生中央駅のそばのはずなのだが、住宅地とはほど遠くて、田舎そのものが残されているようだった。
 隠し里の雰囲気を持つ風景だった。
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キリンの首は長い

2007-09-06 21:01:06 | 日々の写真
 ここではキリンの餌が売ってあって、首を長く伸ばしてねだっている。本当にキリンの首は長いのだ。餌を口に入れるとき、粘り気があり、例によって私は腰が引けている。この女の子は堂々たるもので、物おじすることなく餌をあげていた。
 動物のそれぞれの特徴は、実戦向きでうまく出来ているものだ。キリンの首の長さは、遠くを見渡す望遠鏡みたいな役割だ。「首を長くして待つ」とはこのことだったのか。
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神々しい空

2007-09-05 20:36:38 | 日々の写真
 「会の存続は後の人が考えて」末期の胃がんとわかり、小田実さんはメンバーにそう伝えたという。「言い出した人がやる」「人に強制しない」それが市民運動の原則との思いからだ。
 「政治家に会うときも、ツテを頼らず、正面から向かっていった」
 ※8,31S誌夕刊記事より

 小田さんの「人間みなちょぼちょぼやないか」の精神は、感銘を覚える。私はいろいろと行動できるわけではないが、心の片隅に,小田実さんの存在がどこかにあって、小さな勇気や我慢、精神の針がぶれないようにと思ってきた面がある。そんな普通の人間の位置で生きていくことの重みを、最近は痛切に感じてくる。
 姫路セントラルパークを出るときに見た、神々しい空と雲の写真だ。
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姫路セントラルパーク

2007-09-04 21:52:38 | 日々の写真
 今日もドライブしていて、姫路セントラルパークに行くことになった。そこでドライブスルーでサファリに入る。初めの「猛獣ゾーン」では、チーター、ライオン、そしてこのトラがいた。昼間なのでほとんどが居眠りしていたし、どのゾーンでも監視員の車が常駐していたが、さすがに緊張感が走る。(思わず窓のロックを確認した)
 明日が妻の誕生日なので、いいプレゼントになったかな?
 
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秋近し

2007-09-03 20:24:53 | 日々の写真
兵庫県篠山市油井近辺での撮影だった。宝塚から新三田に抜けて、R176号線で「JR草野」の駅を通りドライブをする。黄金色のきれいな田んぼが目に入り、農道を走ると灯篭があった。微妙な位置に車を止めて、写真を撮ろうとしたら、茅葺の家と郵便屋さんにバイクが目に入り、シャッターを切る。山田洋次監督の映画に出てきそうなシーンの光景だった。
 稲刈りのシーズンももうすぐである。
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子ども特訓教室

2007-09-02 22:58:50 | 日々の写真
 今日も午後から「第2回子ども夏休み特訓教室」だった。指導側が3名で、参加が多かったので賑やかになってしまったが、初めての試みとしてはまずまずだった。将棋は番数をこなすことが大事だが、「棋力千局」である(もちろん私の造語で、1千局くらい指さないと実戦のカンはつかめないこと)
 強い弱い、好手悪手、すべて実戦の体験を積み重ねないと身につかないものがある。今の子ども達は忙しくて、そんな時間はないので、せめて指導対局の特訓というわけだった。指す楽しみと負ける悔しさを天秤にかけて、どっちをとるかだろうなあ。
<撮影 ルンルン>
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三田スケート場跡

2007-09-01 21:19:13 | 日々の写真
 昨日の三田スケート場跡は、大坂峠を越えて、宝塚から三田に抜ける通り道にある。以前から気になっていた廃墟だが、九州のボタ山を探索に行ったときの雰囲気と通じるものがあった。こういう感覚に興味の無い人には、全く無関心だろうと思う。人間の感性の違いは、及びもつかぬ考えの差があるものなのだ。
 昔、先輩の某棋士に私があれこれしゃべった後で、「ところで森さん、きれいごとはいいから本音はどうなの?」と聞かれてぶったまげたことがある。「わたしは本音ですよ」と言ってもとりつくしまもなかった。誤解は理解の果てにくる、そんな言葉はないのだが、つくづくそう思うのだ・・
 廃墟は荒れ果てた姿をさらしているが、人間の行為のむなしさ、はかなさを見るような気がするのだ。
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