昨年の10月22日に「水津さんの旅立ちを励ます会」があって、東京、信州などから10人余りが集まった。なにしろ旅の仙人と言われているだけあって、旅の達人の集まりで、ささやかながら私も加えてもらった。そのときに、水津さんが来年までお元気だったら、また皆で会いましょうということになった。
深刻な話も水津さんにかかるとどこかユーモラスに聞こえるから不思議だ。
そして春を越え、今度は「夏を乗り切った会」を数人で開いた。病院から外出なのだが、至って元気で食欲も旺盛だった。その後も見舞いに行くと、たいてい外出していて、病気もどこ吹く風だ。
先日お見舞いに行ったとき、自宅に一緒に帰り、膨大な旅の写真の整理と引継ぎを依頼された。そのときは真剣な表情で、預ける意志が伝わってきた。これから「旅の仙人写真館」で整理して掲載していきたい。水津さんは84歳のひとり住まいだ。「部屋はなかなか片付かなくてねえ」病院から自転車で20分かけて往復されているのだ。
「森さん、自分で定年を早めて、世界を回ったらいいですよ」水津さんは65歳からほぼ20年間、世界を貧乏旅行してきた人だ。言葉に重みがある。
惜しみなく時間を大切にしたい。
深刻な話も水津さんにかかるとどこかユーモラスに聞こえるから不思議だ。
そして春を越え、今度は「夏を乗り切った会」を数人で開いた。病院から外出なのだが、至って元気で食欲も旺盛だった。その後も見舞いに行くと、たいてい外出していて、病気もどこ吹く風だ。
先日お見舞いに行ったとき、自宅に一緒に帰り、膨大な旅の写真の整理と引継ぎを依頼された。そのときは真剣な表情で、預ける意志が伝わってきた。これから「旅の仙人写真館」で整理して掲載していきたい。水津さんは84歳のひとり住まいだ。「部屋はなかなか片付かなくてねえ」病院から自転車で20分かけて往復されているのだ。
「森さん、自分で定年を早めて、世界を回ったらいいですよ」水津さんは65歳からほぼ20年間、世界を貧乏旅行してきた人だ。言葉に重みがある。
惜しみなく時間を大切にしたい。