空の青さの中でかすかに見えるは、UFOでなく飛行機だ。飛行機雲が少ないので、きっと小さな飛行機なのだろう。
石川啄木の詩に「飛行機」がある。「呼子と口笛」より
”見よ、今日も、かの蒼空に
飛行機の高く飛べるを。
給仕づとめの少年が
たまに非番の日曜日、
肺病やみの母親とたった二人の家にゐて、
ひとりせっせとリイダアの独学をする眼の疲れ……
見よ、今日も、かの蒼空に
飛行機の高く飛べるを。”
石川啄木の詩に「飛行機」がある。「呼子と口笛」より
”見よ、今日も、かの蒼空に
飛行機の高く飛べるを。
給仕づとめの少年が
たまに非番の日曜日、
肺病やみの母親とたった二人の家にゐて、
ひとりせっせとリイダアの独学をする眼の疲れ……
見よ、今日も、かの蒼空に
飛行機の高く飛べるを。”
子どもが小さい頃飛行機を見つけると「あ、飛行機や。」といって喜んでいました。中学生でも飛行機を見て喜んでいるうちに溝にはまった子がいましたあの子はどうしているのかな。
今も阪急とJRに挟まれた家なので、慣れてはいても、ときどきテレビの音が中断されることもあります。
音に鈍感になっているのかもしれませんね。
この詩は、私が中学生の頃、日本史か国語の教科書に載ってました。好きな詩です。
澄み切った青空に飛行機が見えると思い出します。