私の故郷の愛媛県伊予三島、今は四国中央市である。埋め立て初期のころの写真で、今はすっかり様変わりしている。伊予三島市出身と言うと、「島ですか?静岡の三島市ですか?」とよく聞かれた。
空一面の白い雲がパノラマのように広がっているこの風景が、子どもの頃からなじみもあって好きだった。海山空が一体化していて、人はみんなこういうところに住んでいるものだと、ずっと思い込んでいた。大阪に出てきて、海も山も(空も?)ない風景が信じられなかった、田舎者の感覚はあまり変わっていない。
空一面の白い雲がパノラマのように広がっているこの風景が、子どもの頃からなじみもあって好きだった。海山空が一体化していて、人はみんなこういうところに住んでいるものだと、ずっと思い込んでいた。大阪に出てきて、海も山も(空も?)ない風景が信じられなかった、田舎者の感覚はあまり変わっていない。
大学を出て、群馬のおじさんのところで
暮らし始めた時、冬の群馬には色がない
風景ばかりでおかしくなりそうだったと
いっています。
僕も就職して、西宮から大阪で暮らし始めたとき山や海がないので、どちらが北か分からなくて不安だったことがあります。
海や山、そして空、風景に育てられるって
ことってあると思います。
自分の子どもにとって、生徒にとって
故郷の風景ってなんだろう。
海がないところは、未だに方角不明になることが多いです。
あまり三島に帰る機会はないのですが、先月久し振りに帰郷しました。
また帰ったときは、あちこち写真を撮っておこうと思います。
これからもよろしくお願いします。