京都、哲学の道を久し振りに歩いたが、けっこう距離があった。昔はもっと短い距離だったように思った。店も少なかったし、私は冬によく来たので、人はほとんど通っていなかった。寒々とした中を、少し暗い気持ちで、とぼとぼと歩いたのだった。明日という日は決して明るくなかった。
運命というのは、過ぎてみればそうだったのかと納得するしかないが、苦しい真っただ中にあると、藁をもすがる日々である。今は雑いような枯淡に近い境地で、何がどうであれ、迷いはあっても今更悩むものはない。自分を貫くしかないのである。
運命というのは、過ぎてみればそうだったのかと納得するしかないが、苦しい真っただ中にあると、藁をもすがる日々である。今は雑いような枯淡に近い境地で、何がどうであれ、迷いはあっても今更悩むものはない。自分を貫くしかないのである。
そのとおりだと思います。私も運命にもてあそばれたような気がしたこともありますが、過ぎてみればそうだったのかと納得するしかありません。
迷ってばかりの人生でしたが今となっては境遇を受け入れ自分らしく生きていければいいと思っています。
今の世の中は、そんな身勝手勝ち組タイプが目立ちます。
私の場合は常にひとりだったので、昔は元気だったので、短く感じたのでしょうか。デートしている若者もいましたが、いいコースですね。
その頃、京都で森安ー真部の新人王戦決勝対局がありました。大盤解説が内藤九段でした。勝負がついた後、挨拶に出てこられた真部さんの目が真っ赤になっていたのを鮮明に記憶しています。森先生が新人王になられたのは、もっと後ですね。
京都なら、北の方にある高麗美術館もお奨めです。小さな美術館ですが、雰囲気が良くて何時間いても飽きません。
新人王戦森安vs真部戦はなつかしいですね。昔は大阪でも、外で大盤解説会をやっていました。手伝いにいったことがあります。
京都は知られざるいい美術館が多いですね。行く楽しみが増えます。