1月7日関西将棋会館に行く用事ができたので、その前に東大阪の布施に行くことにした。お目当ては「金太郎」というパン屋さんや「紀伊國屋」というレストランである。
少し早く着いたので、布施の商店街や下町散策をする。このあたりに「と金クラブ」という将棋クラブがあったなあ…昔、住み込みの塾生の頃に「将棋世界」を運んで持って行った記憶がある。
初めて歩いた気もするが、古い街並みと庶民的な暮らしの匂いがあって、懐かしかった。こんなにいいところなら、また来ようと妻を話しながら歩いていたが、寒さもあってか歩行がきつくなってきた。駅前界隈を歩いただけなのに…10分歩くと3分休憩の感じである。
昼前に紀伊國屋さんで食事して、その後は金太郎でパンを買い込んで関西将棋会館に向かうことにした。写真を撮る素材が多くて楽しかったが、歩きにくい弱点も身に染みて、あれこれ考える…
真っ白なキャンパスに自分の思いを描くような写真が撮れたらなあと思うが、ひたすら、あるがままにものを撮るしかないかなあと悟る面もある。歴史を感じさせて、人の暮らしと匂いがしみ込んだ風景がいいなあと思う。