美容と健康に悩む人たちと共に歩む

ストレス食い

みなさん、こんにちは。

最近、肥満対策の基礎実験が多く報告されております。


ストレスが溜まっていたり、疲れていたりすると
普段以上に砂糖が多いお菓子や
白いご飯など炭水化物を食べてしまいますよね。

なぜストレスを受けると、
甘いものをはじめとした炭水化物を食べたくなるのでしょうか。

それは、ある神経細胞が影響しているからであると
生理学研究所の箕越教授らの研究グループによって発表されました。


今回新たに発表された実験の報告によると、
ストレスにより視床下部にある
CRHニューロン」の一つが活性化し、
炭水化物を多く含む食べ物の摂取量が上がるということを、
マウスによる実験によって確認できたようです。

「炭水化物が食べたい」に関係する神経細胞を特定


このCHRニューロンの活性化を阻害するような薬が開発されれば、
ストレスによる炭水化物のドカ食いや過食が軽減できるはずです。


我々肥満外来の臨床医にとってはこのような肥満対策の
基礎実験が活発に行われるようになったことは、
大変良いと感じると同時に、
多くの臨床への新薬の開発を期待しています。


では。




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