美容と健康に悩む人たちと共に歩む

初期症状から激痛!? 痛風発作とは

みなさん、こんばんは。


10月も半分が過ぎ、だいぶ涼しくなってきましたね。
紅葉も場所によっては見ごろを迎えているようです。


本日は、
高血圧や糖尿病、脂質異常症などと並ぶ生活習慣病の一つでもある
痛風(高尿酸血症)についてお話したいと思います。


この病気はメタボ基準からは除外されていますが、
メタボに合併する病気の一つです。


圧倒的に男性に多く、
血液中の尿酸が増えすぎてしまうことが原因で発症します。


以前このブログでもお話しましたが、
尿酸とは、新陳代謝によって細胞が壊れたときや、
食事に含まれる「プリン体」から産生される一種の老廃物です。


通常であれば、人間の身体で分解する事ができない為、
腎臓から尿として排泄されます。


ですが、肥満者においては、食事の過剰摂取の結果、
体内で尿酸が過剰になったり、尿中の尿酸排泄機能が低下したりする為
より痛風の発症率が高くなるといえます。


また、痛風はほとんど自覚症状がなく、
ある日突然、激痛を伴う発作に襲われます。


主な症状としては、関節周囲炎で、特に足に発赤、腫脹、疼痛として現れますが、
“風に当たるだけでも痛い”ことがその名前の由来になっているくらいに激痛で、
2、3日は全く歩けなくなるほどだそうです。

非常に恐ろしいですね。


先日、痛風を持っていてダイエットしている患者様より
「アルコールはやめられないので、
何か痛風発作のリスクの少ないアルコールはないでしょうか?」
とのご質問を頂きました。

そこで、私は「ワイン」とお答え致しました。


実際、ワインはプリン体の量が少ない為、痛風発作のリスクも低く、
カロリーも低いのでおすすめです。


反対に、プリン体が他のお酒より多く含まれているビールは、
昔から痛風の原因の一つとされている上、
高カロリーなので注意が必要です。


その他にも、ビタミンCや、牛乳などの乳製品の摂取をすすめています。


ビタミンCは、関節などにたまった尿酸を腎臓に運ぶ作用があり、
乳製品に含まれるプリン体は、肉や魚に含まれるプリン体と違い、
痛風発作のリスクを高めないからです。


また、コーヒーは1日4~5杯摂取すると、
痛風に対して保護作用があることが判明したそうです。


これは恐らく、コーヒーに利尿作用があるからかと思いますが、
最終的に、痛風を治すためには、正しい食生活を心掛けるなど、
生活習慣の改善が必要不可欠になります。



血中尿酸値を高いままにしておくと、
痛風発作だけでなく、合併症を引き起こす危険性もありますので
健康診断で尿酸値が高いと言われた方は、他人事だと思わず
食生活の見直しを行うことをおすすめします。





では。









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