白いんげん豆

2006年５月６日、某テレビ局の番組で白いんげん豆ダイエットについて報道されました。

これは、ご飯などの主食に白いんげん豆の粉末を一緒に摂取すると、炭水化物の70％をカットしてくれるということです。
しかし、これを見た視聴者の方が、白いんげん豆ダイエットを試し、下痢や嘔吐などの苦情が出ている事もご存知かと思われます。

そもそも、白いんげん豆に含まれる、フォセオラミン（フォビノール）という成分は、炭水化物をブドウ糖に分解するアミラーゼの働きを阻止するそうです。

しかし、今回のダイエット法（食事法）で誤っていることは、次のようです。

1、白いんげん豆を十分に加熱してない。
（加熱するとαアミラーゼ阻止効果が低下する理由で）
　　　
2、摂取する量に問題はなかったか？

白いんげん豆はタンパク質、カルシウム、ミネラル、食物繊維も豊富な素材で、たとえダイエットの為といっても、調理法や摂取量を考えたほうが良いということですね。

ただ、身近で安く手に入って、たくさん食べても減量できるなら、良い方法かと思いますが、マスコミに影響されて、健康を損ねて（下痢・嘔吐）まで減量しても意味がないことですよね。

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