自分に逆らい、秘密を暴露？

またまた投稿がお留守になりまして、すいません。

本日は、かもん山能です。
横浜能楽堂は久しぶりです。

今日の演目は喜多流にしかない、
『白田村』　シテ・粟谷能夫で、私は地謡を勤めます。

ところで、この『白田村』ですが、私も４月１６日の厳島神社御神能で勤める予定ですが、
気になることがあります。
それは梨打烏帽子の折り方です。
どちらに曲げるか・・・・・・

先日の友枝昭世氏のＮＨＫでの放送では、折らずにまっ直ぐに立てておられました。
現在、喜多流では源氏方を左折れ、平家方を右折れにしていますが、
坂上田村麿は源平では分けられないので、困ります。
観世流では透冠を被ることもあるようですが・・・・
もっと烏帽子自体のルーツを調べていかないと解決されないかもしれません。

『安宅』が終わりましたら、この烏帽子問題に取り組むつもりです。

で～～～～
この二、三日は『安宅』をご覧になる前に、という解説を書いていました。
これは当日ご来場いただける観客の方に、事前にお読みいただければ『安宅』がもっと面白く観られるのでは～～～と思い書きました。

これは当日会場にはご持参なさらず、事前にお読み戴くもの。
演能中はじっと私やワキ、子方など舞台に出ている者、そして舞台を支えているお囃子方などを見てほしいと思ってのことです。

この原稿、実は粟谷能の会通信を元に、もっと細かく舞台進行と、演者の心の内をご紹介したものです。
このようなものは、本来お見せしないで、観客の皆様の個人個人の思いで感じて下されば
よいことなのですが・・・・・・・・・、
今回は敢えて、自分に逆らってみました。

原稿は、やや長文です。

是非読みたい！という、当日ご来場頂ける方に限りお見せしたいと思います。
御希望の方は下記までご連絡下さい。
メールにて、ご案内申し上げます。
akio@awaya-noh.com