Asian Railway Plaza

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みどりの山手線50周年

2013年05月16日 23時14分13秒 | 他線区の103系
前回は埼京線の車両の話題について簡単に述べましたが、ウグイス色続きということで、ウグイス色の103系が山手線に登場したのが1963年(昭和38年)ですが、今年でちょうど50周年を迎え、それを記念してか山手線で使用されているE231系1編成を103系のようにウグイス色にラッピングされ運行されています。山手線のラインカラーをウグイス色として採用されたのは1963年に登場した103系からで、それまでは総武線などでおなじみのカナリア色が山手線のラインカラーであり、それらは101系で採用されていましたが、のちに中央・総武緩行線へ転出され、山手線にはこのウグイスの103系が大量に投入され、それ以来ウグイス色が山手線のカラーとして定着しています。
私自身も山手線に103系が投入された時期に生まれ、この103系を見ながら幼少時代を過ごしましたが、のちに京浜東北線とともにATC化されることになり、今まで投入開始の頃から使用されたいた低運転台の先頭車は大阪や東京近郊の路線などに転出し、新たにATC準備車の高運転台の車両が山手線などに配備され、子供ながらフェイスの格好良さに感動したものです。前回も申しましたようにウグイス色の103系こそが私の鉄道趣味を開花させたものと思っておりますが、私が小学生の頃、大人になったら山手線の運転士になってみたいと憧れていたものの、高校生の頃に通い詰めていた中原区の運転士から必ず人身事故は1度は経験するからねという言葉を聞いて、すんなりと運転士になることを諦めてしまいました。しかしながら車両自体は今でも103系好きが続いており、かつウグイス色が一番のお気に入りで、山手線以外で横浜線のウグイス色103系や南武線などでのウグイス+カナリア混色編成の思い出は今でも忘れられません。

下の写真は国鉄末期の1985年頃に撮影したもので、この頃から205系が山手線に投入され、103系が他線区に転出されました。


時々、山手線を利用するもののなぜかウグイス色にラッピングされたトウ545編成を見る機会が少なかったのですが、つい10日前ほど初めて撮影と乗車することができました。
今年の12月28日まで、このウグイス色の姿で活躍するそうで、その間このイベントに関連するグッズの販売や催し物も今後あるかと思いますので期待しておりますが、同様に京浜東北線においても現在使用されているE233系をスカイブルーにラッピングして”みずいろの京浜東北線50周年”というイベントを再来年にでも行ってもらえるのではないかと期待しております。


吊革のストラップ部分には山手線の103系の写真が掲出され、当時の思い出がよみがえってきます。
写真は山手電車区と書かれていますが、山手電車区に名称変更された1985年は既にATC化されており、写真は103系の低運ですので、正確には品川電車区とすべきでしょうかね。


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