Asian Railway Plaza

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南武線、鶴見線で活躍する水素電車FV-E991系「Hybari」

2022年12月27日 02時26分22秒 | 南武線
今年もあと僅かとなりましたが、私の元地元の南武線界隈での今年一番の話題と言ったらなんと言っても水素電車FV-E991系「Hybari」の登場ではないでしょうか。

J-TREC横浜事業所で製造されたFV-E991系「Hybari」の2両編成は今年2月5日に出場し、翌日の2月6日の日曜日に鎌倉車両センター中原支所へと運ばれたのですが、日曜日の日中堂々と中原支所の最寄駅の武蔵中原駅にEF65により牽引されるという南武線では非常に珍しい姿とあってか、多くのギャラリーでホームは賑わっていました。


多くのギャラリーが集まると予想してか、EF65とFV-E991系「Hybari」の2両は中線に入線せず、下り本線の4番線に入線し、下り列車は一時的に下り中線の3番線を使用し対応されていました。


EF65は切り離されたものの1時間程停車し、単機で立川方へと発車し、FV-E991系「Hybari」の2両は自走でそのまま中原支所へと入区しました。


メディアでは3月下旬から南武線の川崎〜登戸間、浜川崎線及び鶴見線で試運転を開始するとの報道でしたが、実際には2月17日の深夜に武蔵中原〜登戸〜川崎〜武蔵中原のルートで試運転が開始され、定期的に深夜帯の川崎〜登戸間で試運転が実施されました。


また、8月26日には武蔵中原〜扇町間で、日中時に初めて試運転が実施され、日中とあってか多くのギャラリーを見かけました。その後は深夜帯と日中の試運転も定期的に繰り返され、鶴見線の鶴見までのルートにおいても試運転が実施されたようです。
来年も引き続き試運転が各メディアの発表のとおりの区間で実施され、データを収集されるものと思いますが、来年は鶴見線や浜川崎線の車両の置き替えもあり得るかもしれませんので、水素電車の「Hybari」と205系の並びは撮りたいところです。