大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

バイオディーゼル最前線 松村生利

2007-09-07 20:21:38 | 
石油の高騰で最近注目されているバイオディーゼルの世界や日本での取り組みの様子について描かれている。
マレーシアのパーム油、フィリピンのココナッツ、ブラジルのひまし油、中国では、未開地にジァトロファの栽培が計画されているという。
石油スタンドを廃油などの資源回収センター化し、大成功している油藤ガソリンスタンド。菜の花やひまわりプロジェクトで成功している生協や自治体。岡山県立水島工業高校の取り組み、廃油を収集するアイデアなどの紹介がとてもためになった。
これからは、微生物、藻類なども注目されているという。ひまわり、菜の花、廃油などこの地域でもバイオディーゼルの取り組みが展開するといいなあ。
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5☆花壇

2007-09-06 19:08:44 | ガーディニング
歌の森運動場(射水市図書館側)の花壇がとてもきれいだ。草花の成長がとてもよく素敵なイングリッシュガーデンになっている。
花の色合いの組み合わせもとても素敵で秋色だ。さすが県の5つ☆花壇に選ばれただけはある。
大門の浅井ひとみさんの花壇も5つ星だそうである。一度見学したことがあるが、今年の花壇も見たいものである。
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山種美術館所蔵名品展

2007-09-05 19:54:40 | 文化
山種美術館名品展を鑑賞した。岩橋英遠さんの夕映えの中の田園に飛ぶ鳥を描いた「映」が心に残った。
なかでも、千住博さんの「ウォーターオール」や東山魁夷さんの「満ち来る潮」は圧巻だった。皇居の新宮殿にいるように感じられる大迫力だった。
日本画の好きな人には、お勧めです。
次にリニューアルした科学文化センターを見学した。とてもモダンな内装だった。まず、恐竜の大きな声に出迎えられてびっくりした。富山の古代からの歴史や遺跡、自然がわかりやすく展示してあり、とてもためになる。
富山出身の科学者のあゆみも紹介されたり、いろんな科学の実験が体験できてとても楽しい。子ども達が科学大好き人間になれそうな空間で、子ども達の利用が待たれる。
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松川にEM団子を

2007-09-04 21:30:55 | 文化
今日は、婦翔会の30人ぐらいが、自分たち10人で作ったEM団子を池に投げ入れた。
立山EM会の人々が3年間定期的に投げ入れられたおかげで、松川には、めだかやいろんな大きな魚がいっぱい生息していたのに驚かされた。 ふと通りかかった若者も投げ入れてくださってうれしかった。
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敬老の日に寄せて 寄せ植え ミニ観葉植物

2007-09-03 21:33:57 | フラワーアレンジメント
ハイドロカルチアを使い、ガラスの器に寄せ植えをした。白いお皿の上に飾り、ドイツ製の砂やクリスタルアイスををあしらった。
材料 ポトス、ペペローニア、ドナセナレインボー
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読む人間 大江健三郎

2007-09-03 09:43:54 | 
自分の人生を振り返って「私は読む人間でした。」と著者はいう。読む人間として、その喜びと恐れと寂しさを味わってきたという。
小説を書くときもまず最初の読み手だった。書く人間と読む人間は5分5分だったという。
朝7時前に起き、午前中は小説を書き、午後は、テーマに沿った作家の本や送られてきた新刊書を読んだりした日々だったという。
読む人間は、引用する人間だったともいう。本を読みながらカードをとる。このような習慣が著者の文学を作ってきたのだ。
サイードの晩年のスタイルについての著述が心に残った。「晩年の消え去って行く自己という考えには引きつけられず、希望を失わずに仕事をすること、不確かな足場に立ちながら、困難を克服するためにもう一度試みることだ。」サイードや素晴しい仕事を晩年残した古今の芸術家達の生き様に勇気をもらって、著者はもう一度作品作りに挑んでいく。まだ、人生の中期だと思って生きていく姿勢が印象的だ。
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三宅晶子講演会

2007-09-02 19:53:19 | 文化
「私達はどのような時代に生きているのか~格差・憲法・戦争を見すえて~」と言う題で講演会があった。
ネットカフェ難民、ニート、非正規社員の増大など、今若者と労働者をめぐる悲惨な情勢が、グローバルな世界市場の形成をめざす新自由主義からきていることがよくわかる目がさめるような素晴しい講演だった。
世界から見た日本の教育の現状は、OECDの中でも非常に低い教育費の支出。私費支出は高い。2ヶ月半の夏休み、1クラス20人、大學まで無償,高校までは給食費も無償のフィンランドがうらやましい現状である。
対GDP比で人生前半の社会保障給付費は、スゥェーデンが11.8%なのに対して日本は1.9%の低さだ。ここから若者の政治的手当がいかになされていないかわかる。
「政治は、生活だ。政治が変われば、生活が変わる。」本当ですね。
ドイツの政治教育はすばらしいという。政治的判断力だけでなく、政治的行為能力、方法的能力の育成に力をいれているようだ。ヒットラーへの抵抗の様子が教科書で記載されているという。また、抵抗の形が階段で具体的に描かれているという。
今、大事なのは、思考停止しないこと、諦め無いこと、希望をもって行動することだ。ほのぼのとした、勇気と希望がわき起こる素晴しい講演だった。
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